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2007/01/23(火)
すみつかれ
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茨城県西部から栃木県にかけての冬の郷土料理、すみつかれ(しもつかれ)をご紹介します。これらの地域では、お正月に新巻鮭を食べる習慣があり、食材の乏しい時期に残リ物の鮭の頭と節分の煎り豆、大切に保存されていた冬野菜(大根、人参)を使って先祖が編み出した料理です。現代の栄養学の見地からも、冬季の健康(特に骨)を守る上でも、とても優れているそうです。味や作り方は各家庭毎に様々ですが、ここでは、栄養士で郷土食研究家の根本悦子先生のレシピでご紹介します。
<材料6人分> 大根(オリゴ糖)・・・・・・・1本 人参(VA)・・・・・・・・・・1本 炒り大豆(Ca,蛋白質)・・・・1Cup 油揚げ(Ca,Mg)・・・・・2枚 酒粕・・・・・・・・・・・・・70g だし・・・・・・・・・・・1・5Cup 醤油・・・・・・・・・・・・適宜 鮭(VD、コラーゲン)・・・・・2切れ
<作り方> @大根人参は鬼卸しですりおろす。 A鮭は、一口大に切る。 B酒粕はだし汁で柔らかくする。 C鍋に@Aと大豆を加え、出汁で煮込む。 途中、酒粕、醤油を加え更に煮込む。 ※大豆は、煎り大豆の皮を剥いたものを使用。 ※煮込み時間約30分。
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