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2006/07/09(日)
イリーナ・エルマコヴァ博士講演会
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「遺伝子組み換え(GM)大豆」を含むアメリカ製のキャットフードを与えてから、自分の飼い猫が異常出産をするようになった!組み換え大豆が原因かも知れない? そこで、イリーナ博士は、ラットにGM大豆を含むエサを与えて、哺乳動物の生殖に与える影響を調べることにした。実験結果は、GM大豆を食べさせたラットは、「非組み換え大豆」を与えたものに比べ胎児の死亡率が5倍も高く、3ヶ月以上の生存率48%、さらに、GM大豆を大豆を与えたラットには行動不安や攻撃性も見られたという。 詳しいメカニズムはまだ解明されていないが、外来遺伝子(組み換え体)が生殖細胞、あるいは胚細胞へ侵入した影響が推測されると言う。 イリーナ博士は、商業利用の前に、GM作物を含む食品を摂取した動物に対する影響をもっと調べる必要があると強調。また、今後、癌、不妊、アレルギー、「新生児における多くの病気と高い死亡率」などの問題を引き起こす可能性があると言う。 日本国民一人当たり、年間50kg以上、何らかの形で体内へ取り込んでいるであろう遺伝子組み換え作物。モルモット同然の私たちの体には、今後どのような影響が現われるのでしょうか? この実験に関するイリーナ博士の論文はこちら。 http://www2.odn.ne.jp/cdu37690/gmdaizutoratsinseiji.htm
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