大豆ダイアリー
大豆やお米、農業、環境、食文化などに関する出来事を日記形式でご紹介しています。
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2006/07/29(土) ベトナムの枯葉剤障害児写真展
 ベトナムの枯葉剤障害児写真展のニュースを見て、「何かしてあげたい」と言う根本さんと一緒に、谷中のカフェ・コパンへ行って来ました。
 
会場には、この写真展の主催者であり「ベトナムの枯葉剤障害児を支援する会」会長の松本マサ子さんがいらっしゃったので、障害児の現状や日本でも10年位前まで水田などで除草剤として使われていた245T(エージェント・オレンジ)のことなどを話し合ってきました。
 
 現在、ベトナムには、枯葉剤障害児が約100万人いると言われ、癌、母斑、脳性麻痺、眼球欠損などの深刻な障害が、2世、3世に渡って人々を苦しめていると言う。その意味では、ベトナム戦争終結から30余年たった今も、戦争は終わっていない。
 看護士をしていらっしゃた松本さん(63歳)はベトナム枯葉剤障害児の現状を見過ごす事ができず、後半の人生を障害児支援に捧げる決心をされたと言う。
 
 また、松本さんは、ベトナムの「平和村」の支援要請に応えて、レーザー治療機を送るための募金を呼びかけています。この募金で購入した医療機器を届ける為、8月13日からベトナムに出かけると言う。
 ベトナムの枯葉剤障害児を支援する会はこちら
http://www013.upp.so-net.ne.jp/m-masako/

◆写真展会場にて真中が松本マサ子さん

2006/07/23(日) アースデーマーケット
 4月からスタートしたアースデーマーケットも7月で4回目です。私たちは、放鳥の為参加しなかった5月を除いて、3回目の参加です。

 常連の出店者の方達ともすっかり仲良しになり、互いにおやつの差し入れをしたり、物々交換をしたり。また、普段はなかなかお目にかかれないオーガニックの食材の買出しをしたり・・・これでは商売になりませんけれど(^_^)・・・消費者としても楽しく過ごしました。

 今回も根本さん、そしてトラスト会員の福島さんとアイガモ米、古代米、大豆&豆類、エゴマ油、エゴマの 苗、そして、根本さんちの自家用男爵芋などを販売。客寄せにアイガモの唄を流したのですが、何故か、小さいお客さんの立ち寄りが多かったようです。

 今回は、100円のお買い物でも神丹穂と福島さん特製の絵葉書のオマケ付だったので、「わ〜おまけの方が多いのね!」と大好評でした。
 本日の売上、会場費5000円を支払った残りは、約2万円でした。往復の交通費位は稼げたかな?モノを売るよりも情報の発信と収集を目的として参加しているので、商売気ゼロの市民の大豆食品勉強会の露店です。

◆この日の為に特製のアイガモ案山子(黄色い旗の上で、翼がプロペラになっていて風が吹くとクルクル回るもの)と共に参加した根本さん。

2006/07/17(月) アイガモ君の卒業式
 トラスト田んぼのアイガモ君の卒業式(田んぼから池への移動)を行ないました。生憎の雨で、予定していた第2、第3の田んぼのカモ達の卒業は、後日に延期となりました。
 人になれているアイガモ達は、エサを撒きながら呼ぶとネットの一隅に作られた特別室に簡単におびき寄せられて、次々と籠に詰め込まれました。トラックで新しい住処の近くまで運ばれ、10分後には再び湧水池に放鳥されました。
 早速、池のザリガニや豆粒のような蛙を取って食べていました。これは、私たちのトラスト田んぼのカモちゃんだけへの特別プレゼント(皆勤賞?)です。残る2ヶ所の田んぼのカモちゃんが、池に来る頃には、ザリガニもマメ蛙もほとんどいなくなっていると思います。
 元気に成長したVIPも確認することが出来ました。今だにビッコをひているので、判別することが出来ますが、とにかく動きは素早いです。
 後、60羽、合計90羽のアイガモ達が10月の中旬頃まで、このプール付き別荘で毎日ご馳走を食べながらバカンスを楽しむことになります。

◆ハッピー・リタイヤー?
新しい住処に大喜びのアイガモ達

2006/07/14(金) 大豆畑トラスト〜中耕培土
 6月29日に播種した「たのくろまめ」、こんなに大きくなりました。今年は、雨が多いせいか、伸びるのが早いようです。雑草も「たのくろまめ」にまけず、どんどん、伸びています。

 この時期に対策しないと、雑草で大変なことになりそうなので、今日(7/14)、急遽、中耕培土という作業をおこないました。これは、大豆の畝間の土を細かく砕き、その土を大豆の株元へ寄せるという作業です。どんな効果があるのかと言いますと次のように沢山考えられます。

1)雑草を土の中へ埋め込んでしまう。
2)株元に寄せられた土で、夏の暑さ、日照りから、大豆の根を守ります。
3)株もとの土は、かまぼこ状になっているため、空気の流通がよくなり、大豆の根に共生する根粒菌のはたらきを助ける。
4)水はけが良くなり、大雨でも滞水しない。
5)大豆が倒れにくくなる。

◆写真の左側は中耕培土済み、右側はこれから行なうところです。
                        根本允弘
大変蒸し暑い一日でしたが、中耕培土の作業をやって頂きお疲れ様でした。収穫を得る為には、マメな管理が大切なんですね。 ひ

2006/07/09(日) イリーナ・エルマコヴァ博士講演会
 「遺伝子組み換え(GM)大豆」を含むアメリカ製のキャットフードを与えてから、自分の飼い猫が異常出産をするようになった!組み換え大豆が原因かも知れない?
 そこで、イリーナ博士は、ラットにGM大豆を含むエサを与えて、哺乳動物の生殖に与える影響を調べることにした。実験結果は、GM大豆を食べさせたラットは、「非組み換え大豆」を与えたものに比べ胎児の死亡率が5倍も高く、3ヶ月以上の生存率48%、さらに、GM大豆を大豆を与えたラットには行動不安や攻撃性も見られたという。
 詳しいメカニズムはまだ解明されていないが、外来遺伝子(組み換え体)が生殖細胞、あるいは胚細胞へ侵入した影響が推測されると言う。
 イリーナ博士は、商業利用の前に、GM作物を含む食品を摂取した動物に対する影響をもっと調べる必要があると強調。また、今後、癌、不妊、アレルギー、「新生児における多くの病気と高い死亡率」などの問題を引き起こす可能性があると言う。
 
 日本国民一人当たり、年間50kg以上、何らかの形で体内へ取り込んでいるであろう遺伝子組み換え作物。モルモット同然の私たちの体には、今後どのような影響が現われるのでしょうか?
 
この実験に関するイリーナ博士の論文はこちら。
http://www2.odn.ne.jp/cdu37690/gmdaizutoratsinseiji.htm

2006/07/08(土) こんなに大きくなりました〜田のくろまめ
 
 6月29日に蒔いた「たのくろまめ」、播種から、9日しかたっていないのに、
もうこんなに大きくなりました。
雨が多いせいか、成長が早いようです。   
 これより2週間程先に巻いた枝豆よう「たのくろまめ」の方は、
本葉が15,6枚になっています。          ねもと       
 
「田のくろ豆の枝豆」は、稲刈の頃食べる予定で、早めに蒔いて
貰いました。楽しみですね。(ひ)

2006/07/06(木) アイガモ君がニュースで紹介されました
  
 夕方6時半頃、NHK首都圏ネットワークで、大きくなったアイガモ君の写真が紹介されました。
 
 前回紹介されたコガモちゃんの写真がとても可愛かったので、その後もNHKから大きくなった合鴨の写真を是非送ってほしいと言うリクエストに答える形で2度目の紹介になりました。

◆7月6月の首都圏で紹介されたアイガモくんの写真。

◆この日記の5月9日の写真と見比べてみて下さい。

2006/07/04(火) 大豆と日本人〜これまでとこれから
 農水省政策研究所の講演会「大豆と日本人〜これまでとこれから」へ行って来ました。講師は、6月20日の食料フォーラムでも講演された東京農業大学教授の小泉武夫氏。

 今回の講演で、興味深ったのは、「大豆と日本人のこれから」の部分で、小泉氏は醗酵大豆の未来が明るいと言う。例えは、最近、フリーラジカル学会、統合医学会の2つの学会で、フリーラジカルを消化する力が強い食品が発表されたが、そのベスト3が以下の大豆醗酵食品であった。
1.みそ 
2.テンペ 
3.納豆
偶然にも2学会のその結果は全く同じであり、いかに大豆発酵食品が優れているかを物語るものであった。これはまた、大豆醗酵食品の優れた栄養機能に着目し、その普及と活用を目指して来た私たち「市民の大豆食品勉強会」との活動ともピッタリ一致していた訳です。(^^)
 
 講演を聴きに来ていたある方が、エルスター大豆パウダー100%で作ったケーキを持参していて、思いがけず試食させて頂きました。エッ、これが大豆パウダー?
と言うほど、自然で美味しいケーキでした。
ベーキングパウダー、砂糖、油以外、小麦粉は一切使ってないそうです。

◆エルスター大豆パウダー100%フィナンシェ、パウンドケーキ、マドレーヌ


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