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2005/02/13(日)
「豆ぞう」に出会う!
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トージバ主催の「農家のおばあちゃんのおみそ作り」に参加しました。ここのおばあちゃんは、お味噌つくりの名人で、知恵の宝庫と聞いたからです。
会場は千葉県佐倉市の農家、そのおばあちゃんが昼食時にさらりと出してくれたのが、今は幻の郷土食「豆ぞう」でした。味噌か?醤油か?納豆か?という感じの不思議な食べ物で、ご飯にかけて頂きます。大豆の国際会議で「豆ぞう」を発表した先生がいましたが、それくらい貴重な存在なのです。
味噌を作るときに出る大豆の煮汁に、塩、納豆、麹、ハリハリ大根を入れて18度c以下の冷暗所に1週間位置いたものです。こうして置くと常備菜として5月頃まで食べられるのだそうです。「豆ぞう」は、お味噌作りの際に出る廃棄物を有効利用した先人の知恵だったのですね。 サポニンを含む大豆の煮汁は、「豆ぞう」の他に、シャンプーや食器洗い、石鹸代わりなど色々使われたそうです。
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