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2006/02/16(木)
Black September
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今日はブラックセプテンバーというドキュメンタリー映画を観ました。ミュンヘンオリンピックで、イスラエル選手とコーチを人質に立てこもり事件があったのに、IOCオリンピック委員会は競技を続けて、結局途中で世界的な批判にさらされて中断、世界各局のマスコミがこぞってこのテロ行為を報道、1999年にイギリスで製作された映画なのですが、犯人グループ唯一の生存者が顔を隠してインタビューに答えてたり、当時のドイツ警察の人や、遺族が出て来てました。ドイツ警察の怠慢ってすごい！無計画。テロ行為はもちろんひどいけど、IOCだって非人道的な行動だったし、ドイツ政府の対応もひどかった。というのが正直な印象です。高飛びする飛行機を要求されて、よっしゃ！空港で一網打尽！ってスナイパーは5人！犯人8人、結局飛行機で犯人を取り押さえる警察官も直前になって、やーめたって飛行機降りちゃうし、連絡ちゃんと取れてないから、味方なのに撃っちゃうとか、装甲車を手配するの忘れたりとか、そんなこんなで、人質は11人全員が死亡してしまいました、翌日からオリンピックは何事もなく続けられました。ひどいのは、生存してた3人のテロリストを逮捕したのに、翌年ハイジャックされた！って簡単に釈放しちゃうし、実はこれはテロリストを逃がす為の茶番だったって噂されてたらしい、ジャンボに乗客が12人でしかも、老人も女性も子供も乗ってなかったんだそうだ。結局3人は逃れて、記者会見まで開いている。それで、今公開されてる"ミュンヘン"という映画では、この3人を殺す為の暗殺計画により、暗殺者となる人間を描いているらしい。結局3人のうち2人は殺されているそうです。
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