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2005/09/02(金)
お誕生日バーベキュー
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少し早いけど、まったく気にしない。 いつも焼き係りの彼は、椅子に座って焼けるのを待っている。
その特製のテーブルには、珍しく家族がそろっている。 鶏や豚や牛をひっくり返しながら、鳥肌が立つ。 寒かったのだろうか。 鶏を見たからだろうか。 または、あの頃こんなこと想像できなかったからだろうか。
よく分からないけど、ピースなひととき。
「もうあきらめてる」 そんなこと言わないで。 そう思ったけど、言える力がない。 悔しいと思う力も弱い。
自分は、これからどうしたらいいだろう。
2年前は、2年後どうしようと思っていたのか、 5年前はどうだったか、 10年前は?
バーベキューは静かに終わる。
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