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2005/08/24(水)
彼女は26歳
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ちょうど10年前の8月、初めて彼女と待ち合わせをして、 二人である場所へ出かけた。
ピアスの穴が開いている彼女は、見た目は普通で話し方も丁寧。 手帳に住所や名前を書いてくれたとき、 彼女はささっと小さなシールを貼ったりミニイラストを書いてくれた気がする。 彼女はそれなりに苦労も知って生きているように見えた。
会議の始まるまではそんな彼女のことを思いながら、 彼女の住んでいるところの近くのファミレスでオムライスを食べる。 ココには彼女はいない。
彼女と私は、きっと10年後も同じように電話をするだろう。 「もしもし〜」 『なあに〜』 と。
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