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2004/04/24(土)
スペアタイヤのお話
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ある日、スペアタイヤ君が積まれたマックスちゃんが言いました。 「スペアタイヤ君なんて、重いだけで、普段使わないんだからあたしには関係ないわ!」 それに対してスペアタイヤ君は言いました。 『そんなこと言ったって、普段使わなくていざと言うときに使うんだから、積んでたほうがいいよ。』 マックスちゃんはめんどうくさそうに言いました。 「わかったわよ、じゃあ乗ればいいでしょ!あ〜重たい。」 スペアタイヤ君はニコニコしながらマックスちゃんに乗り込みました。
マックスちゃんはいつも、気をつけて釘などは踏まないようにしていましたが、 ある日、駐車場で休んでいると、いたずらぼうずにいじめられ、 一つのタイヤがすっかりぺちゃんこになってしまいました。 「あぁあ、どうしよう。。。」 そこに、スペアタイヤ君が現れました。 『ぼくをかわりにしなよ。』 マックスちゃんはそうだ!と思い出し、 「ありがとう!この前は変なこと言ってごめんね。あなたがいてくれて助かったわ!」 と言いました。
めでたしめでたし。 これを人生に置き換えると……
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