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2006/09/06(水)
自転車スタンド
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自転車を買ったものの付属品を何も買わなかったので、せめて自転車スタンドだけでも買おうと思い、昨日自転車屋さんに行って来ました。なるだけ楽をしたいので、下りが多い道を選んで快調に走りました。
シャーっとお店の前の歩道を走っていると、自転車屋さんの手前に消防署があることに気づき、イケメン消防士はいないかなー、と横目でチェックしました。が。赤いシャッターがビシーっと閉まっていて、その前にはビニール袋をぶらさげたわけのわからんデブのおっさんが一人ボーっと立っているだけでした。
舌打ちしながら自転車屋の前にシューっと乗り付けました。
自転車屋もシャッターが閉まってました。
ひー。
何しに来たんじゃー。
ひー。
スケベ心と、赤の他人を『わけのわからんデブ』呼ばわりしたバチが当たったんでしょうか。
お向かいの謎カップルは、昨日帰宅した模様。
キィィィィィィ〜〜……とドアがきしむ音が何度か聞こえてきました。
チョビと二人で耳をすませてみましたが、その後は恐ろしいぐらい静かで、廊下に放置されていた新聞が無くなっていなければ、無人としか思えない静けさです。
ちなみにこのカップルの男性は、白髪痩身で異様に長身です。
そして、あまり明るいタイプとは言えませんが、魔人とチョビには笑顔を見せたり声をかけてくれたりします。
彼女（妻？）はもうなんと言ったらいいのか、暗いと一言で片付けてはいけないんじゃないか、というぐらいどよよよよよよよよよよよ〜〜〜〜んとしたタイプです。
魔人が『ハーイ』と挨拶をしても、絶対に返事はしてくれません。
そして、長い黒髪はいつもなんとなく濡れていて、意外に（失礼）きれいなお顔だちなんですが、長くウエーブした前髪を顔にたらしているので、表情もあまりよく読めません。そして、常に下を向いています。真正面に顔をあげている姿も、うれしそうに笑っている顔も、一度も見たことがありません。
男性のほうは、しょっちゅうロビーで新聞を読んでいます。
どうしてなんでしょう。
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