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2005/09/11(日)
ファイアハウスのメス
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別に消防署にメスの馬がいるわけではありません。
今年で４年目の９−１１。外国人記者クラブの招待でグラウンドゼロに取材に行くことにしようかと思っていたら、知人の消防士Pさんが『ボクのファイアハウスでカトリックの儀式があるんだけど良かったら来る？』と誘ってくれました。これはめったにないチャンス（ファイアハウスは通常署員の家族以外は立ち入り禁止）と思い、大喜びでご招待に応じました。
当日、朝１０時から始まる儀式。９時４５分に到着した時にはすでに消防署は人々で一杯。もちろんかっこいいドレスユニフォーム姿の消防士さんがわんさか。思わずニヤニヤしながら立っていると、面識のある消防士さんが次々と声をかけてくれて、『コーヒー飲む？』とか『ドーナツどう？』と気を遣ってくれました。
えへらえへらとだらしなくにやけているうちに儀式（メス）が始まりました。カトリック形式の儀式なので当然牧師さまがお説教や祈りを捧げるんだろうな、と思っていたら、その前になんかショボいおっさんがショボいパーカーとスエットパンツ姿で登場。なんじゃこりゃと思っていたら、いきなり自作の曲を歌い始めました。それも自分で録音したバックアップコーラスにあわせてハモってみたりなんかして。しかも歌詞がチョーダサいし（ヒドいねしかし）。『セプテンバーデーエイ』というフレーズを百万回ぐらい繰り返し自分同士でハモる歌に倒れそうになっていると、目の前に座っていた金髪の小さいガキがモロ退屈してオモチャのトラックでガーガー遊び始めるし。自分の歌と歌詞に陶酔してるショボいおっさんは、しまいに身振り手振りを交えた大熱演ぶり。
その後の牧師さまのありがたーいお説教やお祈りも、頭の中をぐるぐると回り続ける『セプテンバーデーエイ』のフレーズで台無しになりました。。。
なんか……四年間で一番イケてない９−１１だったかもしれません……
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