欲情魔人の欲情三昧日記
魔人の純情一路漂流記
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2005/07/20(水) 夜の散歩
毎日うるさい、と思われるでしょうが、今日も暑いのなんのって。34度です。溶けそうです。
で、お昼間のチョビお散歩はさくっと済まさなければなりません。
なんといってもニュースで『お年寄りや小さな子供や犬は、あまり外出しないように』という注意がアナウンスされるぐらい暑いんですもの。
今日のお昼間散歩は約20分。ウ○チが出た瞬間に帰路につきます。それでもチョビも魔人も汗だくどろどろ。
さて、一仕事終わってふと気づくと夜中の12時半。うーん……と迷ったけれど、暑さでだるそうなチョビをお散歩に誘うとうれしそうにスキップしたので、外に出ました。
夜中だというのに外気温はあまり昼間と変わらない感じ。むわーんと暑い。
タンクトップにハーフパンツという出で立ちでしたが、通りにはたくさん人がいたので、大丈夫。それにチョビも一応ハスキーの顔してるし。
てくてくと大通りの歩道を歩いていると、通りの向こうから歩いてくる人影が。ちょうど24時間営業のスーパーの前の角。その人がぱっとしゃがんでチョビに手招きをしたので、チョビは大喜びで近づいていきました。何か言われたのですが、よく聞こえず『は?』と訊き返したら『ベリープリティードッグ』とスパニッシュらしき男性がニコニコ笑うので『サンキュー』と魔人も笑顔を返し、通り過ぎようとしたところで、『カモーン』とその男が魔人のチョビヒモを持つ手を握ろうとしてきました。
びっくり仰天して『ノーノーノー!!』と振りほどいたところ、だっと近寄ってきたので、大慌てで『ストップ!』と大きな声を出してそのまま元来た通りを走って逃げました。後ろを走ってついてくる気配に死ぬほどビビりましたが、通りの反対側のドーナツ屋さんのお隣は消防署。いざとなったら走ってそこまで行けば助けてもらえるし、前方には男性が一人歩いている。あの人も変なヤツだったら困るけど、とにかくあの人のところまで逃げよう、とチョビと二人で必死で走りました。
背後からはおいかけながら何か怒鳴っている男の声が聞こえてきます。ようやく前方の男性に追いついたところで、変態男が『BITCH!!!!』と怒鳴っているのが聞こえました。ここで魔人の凶暴な血が爆発。見ず知らずのおのれに、なんでビッチ呼ばわりされにゃならん!追いかけてぶん殴ってやろうかと思いましたが、寸前で前方の善人(だと思う)男性が振り返り『どうしたんですか?』と訊いてくれたので、すんでのところで変態男を追いかけるのを思いとどまりました。
結局チョビのお散歩は合計10分で終わり。
帰宅してほっとしましたが、よく考えたらチョビ、全然番犬の役割果たしてないし……( ̄∀ ̄;)……


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