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2003/09/07(日)
さだまさしさん
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沢田聖子さんと同じぐらい好きなアーティストに、さだまさしさんがいます。 さださんの曲に「親父の一番長い日」という10分を越えるものがあります。 この曲は、兄が嫁ぐ妹にむけて歌ったものです。 妹が生まれてから嫁いでいくまでの様子が、上手くまとめられています。 「娘さんを下さい」と挨拶に来た相手に対し、「娘はくれてやる。その代わり一発殴らせろ」と、 声を震わせ父親が言ったという歌詞があるのですが、涙なしでは聴けません。 昔気質のいわゆる「がんこ親父」。 時の流れとともに消えつつある「がんこ親父」。 こういう昔の日本を思わせる歌って、初めて聴いても懐かしい気分になれますから好きです。 私の父ですら、姉が結婚する時こんな事言わなかったですからね(笑) まぁ、自分の部屋から出てこなかったですけど…。 編曲は、故山本直純さんです。 飼い犬のトラブルで近隣の人ともめ、怒鳴りちらしてたとは思えないほど綺麗なメロディーです。 さださんも感極まった歌い方や、声を殺すような歌い方や、色んなレパートリーを駆使されています。 さださんの中でも、この曲は一番の名曲と言ってもいいのではないのでしょうか。 聴き終わった後、二時間の映画を見たような気分になれます。 許す時間があれば、是非聴いてみて下さい! 明日は、さださんのもう一つの名曲「償い」について、語りたいと思います♪
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