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2003/08/29(金)
死刑判決
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大阪教育大学付属池田小学校に刃物を持って乱入し殺傷した、宅間守被告に『死刑』が言い渡されましたね。 あれからもう二年も経つのかと思うと、時の流れの速さを感じます。 逮捕・起訴されても宅間被告の精神状態は更生されなかったようです。 「私立の幼稚園に行っていれば、30人は殺せた」などと笑みさえ浮かべながら、未だ口にしているそうです。 うろ覚えなんですが「情性欠如」とかいう病気で、人間としての感情が全くないらしいのです。 確かに人の痛みすら分からないんですから、感情の欠如は甚だしいですよね。 でもそれは精神を病んでいるわけではなく、犯行当時も判断能力は十分にあったという点から、 求刑は『死刑』という事らしいのです。 しかしこの宅間被告、最後の最後まで人間の心を取り戻せなかったというか何というか…。 判決が下された時、法廷にいなかったそうです。 遺族の方々は口を揃えて「死刑の言葉を宅間本人に聞いて欲しかった」と、言っていました。 昨日の大阪は最初のうち晴れていましたが、判決を待っていたかのように雨が降り出しました。 私にはどうしても偶然とは思えないのです。 命を奪われ星になった子供達と、残された遺族の涙に違いありません。 私達の記憶の中から、絶対に消してはいけないと思います。
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