Chieko's Diary
智恵子のきまぐれ絵日記
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2003年12月
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2003/12/11(木) 息子からの伝言
その時彼は105階にあるオフィスにいた よく晴れ渡った空が眩しい火曜日の朝
真面目な彼はいつも誰よりも早く働き始めた その日も昨日と何ら変わりない朝の風景
突然の爆音 熱い爆風 砕け散るガラス いったい何が起きたのか彼に知る由もなく
崩れ落ちる壁 黒い壁 宙を舞う書類 泣き声まじりの悲鳴そして彼は天に昇った

失っても取りもどせるものはある 信頼や情愛 仕事やお金
失ったら二度と取りもどせないものもある それは ひとりにひとつ 与えられた生命

埃だらけの瓦礫の山に埋もれている彼を 一刻も早く見つけ出して抱きしめたい
24時間をこんなに長く感じたことはなく 来る日も来る日も遣り場のない怒りと悲しみ
気が遠くなるような一週間がやっと過ぎて 連絡が届いたのは あの日と同じ晴れた朝
「どうぞ、確認して下さい。あなたの息子ですか。」 両手に抱えられていたのは四角い肉体

深い憎しみが同じ憎しみを生むだけならば 永遠に何も変われない

どうか平和の鐘が世界中に鳴り響くように。。。

2003/12/05(金) あれから時が経ったので。。
11月15日の日記で書いた『プライベートで色々あった』事について今日はお話します。
実は完全に信用していた人にあっさり裏切られてしまったのです。
今までも小さな裏切りはありました。
でも今回は信用しきっていた分、心に受けた傷は計り知れないぐらい深いものになりました。
人間不信になりそうでした。
何を、誰を信じればいいのか分からなくなりました。
今でもその傷は癒えていません。
信じる者はバカを見る世の中になってしまったのでしょうか。。
私はただ素直な気持ちでいたいだけなのに。
血も涙もない人間って本当にいるんだと実感しました。
MUZIEに「未定」というタイトルの曲をUPしています。
これを「純心」というタイトルに変えて詞を書こうと思います。
なるべく暗くならないように頑張ります。
今回裏切られたのは同性の友達(だった人)でした。
これが親だったり恋人だったりしたら、もっと大きなダメージを受けていた事でしょう。
でも、こんな汚い人間ばかりじゃないんだと信じたいですね。
また私自身もそんな人間にはなりたくないし、いつまでも素直な気持ちは失いたくありません。
子供を叱っては怒った事を反省し強く優しい母親になっていくように、
元気になっては傷つく心もそのたびに強くなっていくのでしょうか。。
そして私の心が癒える日は、いつ訪れるのでしょうか。。
恩を仇で返すような事は絶対にしてはいけません。

2003/12/01(月) 空を見上げて
この世でかけがえのないものを持っていますか
見えない形のないものを信じられますか
ありふれてる時の中で何を感じていますか
いつも心のプライドを持って生きていますか
本当の優しさは なんですか
本当の悲しみは なんですか
…どこまで純粋でいられるのだろう

誰にも譲れないこだわりを持っていますか
すべてを忘れて夢中になれるものありますか
豊かな国に生まれた幸福を感じていますか
富や名誉もかなわない日々を生きていますか
本当に欲しいもの なんですか
本当に大切なもの なんですか
…どこまで誠実でいられるのだろう

本当の優しさは なんですか
本当の悲しみは なんですか
…どこまで純粋でいられるのだろう
どこまでひたむきでいられるのだろう…


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