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2003/10/08(水)
モーツァルトについて
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今日は偉大な音楽家・モーツァルトのお話をしましょう☆ 今でこそ「音楽の神童」と言われていますが、生前非常に性格がよろしくなかったようです(笑) まずモーツァルトは、トランペットを「うるさいから」という理由で、 フルートを「ペラペラの薄い音」という理由で嫌っていました。 モーツァルトの遺した作品の中で、これらの楽器がメインの曲はほとんどありません。 そんなある日、ミュンヘンのデュルニッツ男爵から「パーティーで私の新曲として演奏する、 バスーン(ファゴット)とフルートのコンチェルトを書いて欲しい」と言われたのです。 バスーンコンチェルトは、それはそれは綺麗な曲に仕上がりました。 しかし、フルートは全く創作意欲が湧きません。 そこでどうしたかというと、前に書いたオーボエコンチェルトを一音上げただけの譜面を渡したのです(笑) 自分の新作だと得意気に演奏している男爵の傍で「これは…」という人が現れ、ばれてしまったのです。 赤っ恥をかいた男爵は怒り狂い、結局バスーンの分のお金も貰えなかったそうです。 また、自分と仲のいいロイトゲープから作曲を頼まれれば、赤や青や黄色や緑でとても見にくい譜面を書き、 ついでに「バカ、アホ、ロバのロイトゲープ」と、コメントまでつけたそうです(笑) モーツァルトは34歳の若さで尿毒症を患い、この世を去りました。 もし、猫師匠と同じ時代を生きていたら、きっと話が合った事でしょう(笑) ベートーベンの先生であったサリエリも大変嫌っていたようで、 一部には「サリエリに殺された」という話もあるようです。 これはまったくのデタラメですけどね!
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