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2003/07/24(木)
ハトは見ていた・・・
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家は浅草寺が近いせいか、やたらとハトが多い。
私は鳥が苦手・・・特にハト。そして、あのいまわしい出来事は今年の春におきた。
毎朝、カーテンを開けると「バサバサッ・・・!」っとベランダからハトが飛んでいく。 「グーグーホッツホ〜・・」みたいな鳴き声を聞くだけでも鳥肌が立ってしまう。 その日、洗濯を干そうとベランダに出ると・・・・ 「ギョ、ギョェェェェェ!!!!」そこには丸くて白いハトの卵がコロンとひとつ・・。 巣があったわけではない、私は出来るだけベランダには何も置かないようにしている。 さすがに都会では、なかなか巣作りに使える材料もなかったのだろう・・ ハトとしても「いちかばちか、やるしかないじゃないの!」という気持ちで 仕方なくコンクリートの上に卵を産んだのであろうと推測する。
私はゴキブリは怖くない。 嫌いだけど、怖くない。 スリッパで叩けるし、気持ちに余裕があるときはキッチンタイターを「シュッツシュッ・・」とかけて天国に旅立ってもらう。 でもハトは駄目だ・・卵なんて生々しいものはもっと駄目だ。 私が狂ったように騒いでいたら、寝ていた旦那が(うるさくて耐え切れず)卵をヒョイっとつかんでポイッと捨てた・・・。 さすがにちょっと心が痛んだ。(動物愛護協会の方に知れたら怒られそうだ。)
ふと向かいのマンションのベランダに目をやると、そこには二羽のハトがジーッっとねちっこい目でこちらを見ている・・。 (もしかして親鳥か?)とチラッと思ったけど気のせいだよねェ・・。
子どもとそのまま出かけ、数時間後に帰宅。 す、すると! たった一つだけプランターで育てていた大事なトマトの苗が根こそぎ引き抜かれ、 あたりいちめんに散らばっているではないか!!
・・・ハトの逆襲だ・・・怖すぎる・・。やっぱりあれは親鳥だったのだ。 「テメーら・・絶対にこのままじゃ済まさん。恨んでやる、一生忘れるもんか・・・」と言いながら(鳴きながら) 苗をグイグイと引っこ抜いたのだろう。
それからは、以前に増してハトが怖い。
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