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2003/05/23(金)
池田さんのこと その２
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池田さんの事は、やはり乳がん患者の中で話題になっている。私は昨日のTVを最初の部分しか見ていないので、詳しい事は分からないけれど、代替療法や治療方法についても放送されたらしい。
世の中には代替療法やら病気に効く、とされる商品があふれかえっている。こんな病気になったから、あちこちから、いわゆる「健康食品」がどっさりと送られてきた。病気と薬は「鍵穴と鍵の関係だ」と聞いた事がある。確かに、商品になっているものの全てに、何の効果もないとしたら、これほど話題にはならないだろう。（もちろん中にはインチキ臭いものもたくさんある。）
自分の病気の鍵穴に「カチャリ」と鍵がさせたなら・・そして「クルリ」と鍵を回せたとしたら・・・それは素晴らしい事だ。「信じるもの」があるだけでも、勇気付けられる事もある。
私は代替療法として漢方を選んだ。なぜならば、Dr.ストップがかかり、抗がん剤が予定の半分しか打てなかったから・・。だから、あの時の、どうしようもなく不安な気持ちを支えてくれた漢方には感謝している。
オペだけでも私の中の癌は無くなったのかも知れない。人の半分の抗がん剤で、癌を封じ込める事が出来たのかも知れない。漢方を飲んだから無事に２年目を迎える事が出来たのかもしれない。見えない敵と闘う不安がここにある。
ただ、保険で認められていない治療や商品はどれも目玉が飛び出すほど高いから、よっぽどお金持ちでなければ続かない。「代替療法」よ「健康食品」よ・・君達はどう考えても高すぎるのではないかね。
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