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2004/05/31(月)
面白かったこと
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あるところの格調高い雑誌、巻末には毎月俳壇、歌壇があったり、美術の特集記事があったり、文学の紹介があったりするのですが。今月は永井荷風の紹介記事で巻頭の記事。以下原文のまま
特集 「永井荷風という男」 「変人」とという風評の裏に秘められた人間としても「美しい原点」 筆者は0000
今から45年前の、うららかな小春日和の早朝。千葉県市川市八幡の、のどかな田園風景の中を歩いていく、一人の年配の女性の姿があった。目指していたのは八幡駅からも近い・・・・・・
以下二十行くらい(略)、書かれていてお手伝いさんが永井荷風の死を発見してとなるのだが、 それからの文章が 昭和34年(1959)4月30日の出来事である。 享年79歳、死因は胃潰瘍の吐血による・・・以下(略)、
あれと思って読み直すが、うららかな小春日和の早朝・・・ 4月30日?・・・何時亡くなったのかな・・・? 著者はどうも小春日和は春だと思ってるようで、あんまりおかしいので、編集部に電話した。 受付の人は女性だった。受付に話してもどうかなと思ったが、小春日和は旧暦の9月ごろで、季語は冬ですがと、用件を話し始めると、「あっ・・」と言って、「これはこれは大変な間違いを」と言い出して・・・小さい編集部のようで、電話の受付もしてるが、編集にも関係してるようで、「後ほど編集長からもお電話させて頂いても良いでしょうか?」 でその後、「指摘いただいて有難うございました。」とお礼の電話があった。「誤植とか、字の間違いばっかりに気をとられて」と言ってました。
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