CatSchroedinger の日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年11月
前の月 次の月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
最新の絵日記ダイジェスト
2005/06/05 静かな日曜日
2005/06/04 Blog 作成
2005/06/03 難しい仕事
2005/06/02 梅雨 車の予約
2005/06/01 チェロ

直接移動: 20056 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 11 10 9 月 

2004/11/24(水) NHK
ハイビジョンで、地球大進化 46億年・奇跡の旅
素晴らしい番組だった。ただコンピューターグラフィックス使われるとあまりにも説得力が大きすぎて。説でも、想像でも何でも実際にその場に居る様で・・批判力が無くなるのが欠点かな!

詳しくはhttp://www.nhk.or.jp/daishinka/
 
 母なる地球。私たちがそう呼んでいたこの星は、大変動を繰り返す“荒ぶる星”であることが分かってきた。そして、その大変動を乗り越えるたびに地球生命は進化をしてきた。こうした最新の地球・生命観に基づき、地球46億年の歴史を、時空を越えてめぐる壮大な旅の3回シリーズ。4月から総合テレビで放送したNHKスペシャル「地球大進化」をもとに、新たな素材を加えてお届けする、オールVTRの完全版!
 
(1)〜知られざる生命の星の秘密
 地球に最初の多細胞大型生物が出現したのはおよそ6億年前。それまでの40億年もの長いあいだ、地球は「バクテリアしか存在しない星」だった。大型生物や陸上生物への進化は突然、そして急激にはじまったのだ。その原動力について、最新科学は「環境変動」をキーワードに迫りつつある。

 すべての海洋が蒸発したという「全海洋蒸発事変」、数度にわたって地球全体が凍りついた「全球凍結事件」を代表として、地球は過去、想像を超えるさまざまな環境の大変動にさらされていたことが最新研究からわかってきた。こうした度重なる変動こそが進化を加速させた原動力ではないかというのだ。地球のなかでもっとも安定している環境である地下には、原始生命の仲間で溢れていることも最近になって発見された。安定は停滞を生む。つまり、進化の最前線は、つねに「環境変動の最前線」でもあったのだ。
 私たちはなぜ、この地球に誕生したのか。この広い宇宙に、私たちのような知的生命は存在しているのか……長く人類が思い描いてきた壮大な謎に、第1回は迫っていく。

 地球史を振り返ると、「生命の星」であるはずの地球が同時に「累々たる死の星」でもあったことがわかる。5度にわたって生存種の60−90%が絶滅した「五大絶滅事件」をはじめ、多くの死がその歴史を彩っているのだ。

 私たち自身の祖先の歴史をたどっても、じつに紆余曲折に満ちている。微生物から出発した私たちの祖先は順調に右肩上がりに大きくなってきたわけではない。およそ1メートルの大きさにまで進化したあと、20センチ程度の大きさに逆戻りしたことが、少なくとも二度あったこともわかってきた。その二度とも、絶滅寸前まで追い詰められた危機的な状況だったことが浮かび上がってきている。しかし、そうした紆余曲折を辛うじて乗り越え、私たちは上陸を果たし、また哺乳類へ飛躍した。

 絶滅か、あるいは飛躍か。その紙一重の違いを司るメカニズムとは何であるのか。第2回は、脊椎動物になった私たちの祖先の興亡を軸に、生物種の栄枯盛衰の知られざるドラマを追う。

太陽系誕生から46億年。これはちょうど太陽系の寿命の半分に当たるという。つまり、私たちはいま、太陽系の歴史の折り返し地点にいるわけである。その折り返し地点にいたって初めて、「知性」を持つ生物である私たちは生まれた。その出現を支えた必須条件とは、いったい何であったのか。

 謎に満ちていたその条件がいま、次第に絞り込まれてきている。「巨大脳」の進化、「立体視」の進化、そして「言葉」の発明など、である。これらの条件はすべて、生命の歴史のなかでただ一度起こった飛躍的な進化である。そうした条件を生み出した歴史的な経緯や環境を再現することは、まさに私たちの「心」の成立を再現することでもある。

 第3回は、人類学・考古学の成果も取り入れ、私たち人間の基本構造の成立過程を追うとともに、歴史の折り返し地点に立った私たちの今後の有り様についても考察していく。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.