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2004/06/16(水)
[ベタ]
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えー、マンガの墨一色・ベタとは関係なく、淡水魚です。 アナバス目だったかな?「ラビリンス」という器官が発達しているため、水中の酸素濃度が低くなっても肺呼吸に近い方法で胡弓が出来るため、循環・ろ過されていない止水中でもある程度は生存可能です。その特質のせいで熱帯魚店では1匹1匹が瓶入りで売られていたりするのですが、個別で売られているのはもう一つ理由が... この「ベタ」、タイでは「闘魚」として扱われていたりします。 成魚の雄同士を一緒にすると、激しく闘いはじめるのです。 どちらかが死ぬまで、とも言われますが、あからさまに雌雄が決した場合はそこでストップするとも聞きます。どっちなんかな?
この「ベタ」、我が家のベランダのヒメスイレン、ハスなどの水性植物用水槽内で、重要な任務に就いております。 それは... 「ボウフラ殲滅」
ボウフラの方々、ひいては親御さんのヤブカ科・イエカ科の蚊の皆様には大変申し訳ないのですが、やはり刺されると夜眠れなくなるので(かゆいからと言うより室内に蚊がいる事が気になって)、ベランダからは去っていただきたく... 薬品を使用するのは好きじゃないし、なんとなくアンフェアっぽい気がするので、ベタの皆様にご協力頂く事にあいなりましてございます。 ボウフラ諸君、ベタの方々から逃げおおせた場合は成蚊となって来たまえよ。正々堂々と闘おうじゃないか。 って、今回のメインはベタだった。
ベタは、きれいです。 色の変異も、赤、青、白、黒、黄色(と呼ばれるタイプ)、それらの復色と多く、またヒレの形状でもいくつかの系統が作出されているようです。 「闘魚」としてではなく、色・形の美しさを競う「ショーベタ」というジャンルもあり、中には1尾何万円もする血統もあるようです。
俺が熱帯魚店からお越し頂いたベタの方々は各315円。でも、ショーとか関係なく本格的にきれいです。 かなり以前にも屋外で飼育した経験があるのですが、屋内の水槽内では味わえない温度変化、天候変化、日照、生きたエサなどの条件から、3か月も経った頃にはヒレは伸び、ガタイは逞しくなり、ただのきれいな魚からワイルドなイケメン魚へと華麗な変貌を遂げたのでした。水槽内で水質・水温管理を徹底しても出せない魅力ですね。現地の野生の状態に近いのかな? 今年は女子もお招きしてファミリー化しようかなーと画策してます。 そのうち画像UP予定。ちなみに4尾のみなさまが我がベランダで日々任務を遂行してくれています。
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