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2004/05/05(水)
[桐生祐狩]
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きりゅう・ゆかり さん。 えー、俺はホラー小説/SF小説とカテゴライズされるジャンルが好きなので、チェックしている文庫がゴザイマス。 「角川ホラー文庫」。「リング」「らせん」なんかもこちらで文庫化されています。黒い背に朱赤の文庫です。 ホラーと言っても細分化されているようで(詳しくはないのですが...)、個人的に、ただ殺人鬼が連続殺人を起こしたり、ただ霊が悪事を働いたり、ただ異形の化け物が人を襲ったりするだけの作品は好きになれません。 ではどういうのが好きかと言われると自分の中でもライン引きが曖昧なのですが... しつこく登場する「世界観」と「せつなさ」、かな...?? あ、よけいわからなくなったかも...(汗)
この「桐生祐狩」さん、「夏の滴」という作品が第8回日本ホラー大賞長編賞を受賞しました。書評で見たのが(帯だったかも)「みずみずしい少年小説にして、インモラルな鬼畜系ホラー」...???? 読み始めるまでは何のコトかさっぱりわかりませんでした。が、読むなり「ああ、そういうコトか!!」と納得させられました。 まあ例の如く俺がココで内容を語っても作品の良さの片鱗も伝えられないと思いますのでここまで(笑)
ちなみにこの方、テレビアニメ「ラーゼフォン」の脚本も書かれていたようです。ラーゼフォンと言えば俺の(勝手に決めた)テーマソング「ヘミソフィア」が主題歌(笑) 変なところで繋がるもんだなー。
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