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2004/05/26(水)
[アタマノナカミ]001
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えー、カテゴリーイエロー、「UMA・不思議一般/わくわく系」のネタが余りにも少ないので、斬新な新企画(あまり斬新じゃない)、「アタマノナカミ」開始です。 一番「日記」という概念に近いこの「アタマノナカミ」、単なる俺個人の思いつきを一般公開する企画です。 中には友人・知人に既に公開済みのモノもありますがご了承下さい。 記念すべき001のネタは...
「宗教シミュレーションRPG」
引かないで下さい。 えー、シミュレーションゲームの「シムシティ」や「シムアース」などはご存じでしょうか? 簡単に言えば、ゲーム内の世界で思う通りに「街」を作ったり、「地球」を作ったりするゲームです。ただ街や地球を作るだけでなく、環境を整えたり、災害等を未然に防いだり、または災害に見舞われた後の復興をしたりするゲームなのですが、これが地味に面白い。「自分の思う通り」に街や地球を作り上げて行く様が、創造主になったような錯覚に陥らせてくれるのです。 コレを踏まえて、「宗教」をテーマにしたシミュレーションRPGはできないかな、と。 まず主人公は「カミサマ」からのメッセージを受信します。それと同時にほんの些細な「奇跡」を起こす事が出来るようになります。ストーリー上展開するイベントで効果的に「奇跡」を発現させる事などにより他人を同じカミサマを信じる仲間にします。仲間が一定数になると主人公が「教祖」にランクアップ。それまで仲間になったメンバーに「洗礼名」をつけられるようになります。おのおののパラメータによって所属部署を割り振り、「ご浄財」を集め「本部」を構えると同時に「セミナー」を企画、ここでも効果的に「奇跡」を起こして更なる「信者」を増やします。 ゲームなので、ある程度パラメータを数値化して分かりやすくする必要があると思うのですが、ここで特記すべきは「ミラクルポイント」と隠しパラメータの「カリスマ」です。 「ミラクルポイント」は、各種「奇跡」を発言するのに必要なエネルギーです。例えば...「手から金の粉を出す」「空中浮遊する」「難病を治す」「死者蘇生」など。小さな「奇跡」は何もしなくても微量ずつ蓄積する「ミラクルポイント」でなんとかまかなう事も可能ですが、大きな「奇跡」を起こすには多くの「信者」の「信心」が必要になります。 奇跡→信者が増える→より大きな奇跡→信者が増える 逆に、信者が期待している規模の「奇跡」が起こせない場合は「信心」のパーセンテージが下降し、「ミラクルポイント」が貯まりにくくなるのです。 また「奇跡」には「カリスマ」が関わって来ます。同じ「奇跡」を起こしたとしても、「カリスマ」の値が大きければより効果的ですし、たとえ「奇跡」が発言しなかった場合にも「今日は体調でもお悪いのだろう」と、いい方向へ解釈してもらえます。逆に「カリスマ」の値が小さいと、発現した「奇跡」が中程度のものでも「きっとインチキに違いない」と疑られる、と。 この「カリスマ」は隠しパラメータなので、プレイヤー自身は数値で確認する事ができないばかりか存在すらも知らされていません。「カリスマ」を高めるには、教義に沿った行動を取り、潤滑に宗教団体を運営して行く必要があります。 シミュレーションRPGである以上ストーリーがあるのですが、そこで発生するトラブルへの対処・選択によって左右される値でもあります。 展開的には、他新興宗教団体との「宗教戦争」、「教祖」から「生神様」「新造物主」へのランクアップ、「カミサマ降臨」、「新世界創造」と、かなりスケールの大きいものに出来るのではないでしょうか。 ストーリー上、教義の設定や行動、カリスマの値等の複合的要因から実際に「降臨」する「カミサマ」が数多く用意されていてもいいかと思います。邪教を広めたいプレイヤーは最終的に「邪神」を降臨させる事が出来る!! 細かい事を言うと、機関誌の発行や団体本部・支部の設置場所、教義設定、各部署への担当信者の配置、マスコミ対策、資金源の確保など、クリアしなければならない問題は多い訳で、なかなかに楽しめるのではないかと。
実在の団体とは一切関係ありませんよ。
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