電波日記
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2004/05/21(金) [金のまきば]
いやー、コレはすごい!!
見るなり目が釘付けになりました。
2003年6月・7月に放送した「金のまきば」。
歌うは「メトロポリタン美術館」の大貫妙子さん。
アニメーションは坂井治さん。

寂れた雰囲気の暗いまきばで人間臭いイノシシ(二足歩行に擬人化)がウシの世話をしているのですが、ブリキ風のバケツにタオルを投げ込もうとする(ハエを追い払おうとしてるのかも)のですが1度目は外れ。再び投げ込むとタオルがバケツの縁に当たってバケツが倒れて転がります。バケツの底には錆びてしまったような大きな穴になっていて、イノシシが穴を覗き込むと別の世界...豊かな光り輝く世界が広がっていて...
「金のまきば」とアニメーション中にタイトルが!!みんなのうたとしてコレは斬新!!
最初はアニメーションも曲調も明るくのどかな感じなのですが、実際には歌詞が妖しく、

...あなたは誰?...
...わたしは、声...

「わたしは声?」と不思議に展開。なおかつサビでは世界観が一転、全体的な曲のトーンがダーク調になって

...世界にあいた穴...裏も表の穴...覗け...
...時の旅人から...命の杖と鍵を...手に...入れて...

えー、どんな歌なんだー?と面喰らっていると

...パラレルワールド...遥か...エルドラド...
...パラレルワールド...君を...連れて行こう...

アニメーションの方は引き続き光り溢れる豊かな世界のまきばなのですが、なにかおかしい。
金色の果物が多く実っててウシはいっぱいミルクを出すみたいなんだけど、まきばで働いている多くのブタ(直立歩行に擬人化)はすべて目と口がナイ!!表情がナイ!!豊かな楽園のはずなのに、全く幸せそうに見えない!!機械みたいな感じなのです。ウシも様子がおかしくて、ウシのような、ウシじゃない別の生き物のような(っていうか動きがホ乳類じゃない)...
最終的にはイノシシは豊かでないもとの世界に戻ってくるのですが、はたして豊かでない元の世界で喜怒哀楽を感じながら貧しくも暮らして行く方が幸せなのか、光ある豊かな世界で感情もなく機械的に暮らして行くのが幸せなのか...
と言った事を考えさせられてしまいました。とはいえコレは俺個人の感想なので(どこにも正しい解釈は公開されてないし)感じ方は人それぞれだと思いますが(笑)

この「金のまきば」は、坂井治さんというかたが作成した(学校の卒業制作だったかな?)未完のアニメーションを大貫妙子さんが見て「曲をつけたい」と思って曲を作成、それにあたって坂井さんがアニメーションを完成させたそうなのですが、そもそも坂井さんは大貫さんが歌っていた「メトロポリタン美術館」を見てアニメーションを志したそうなので...
こういうところで縁が巡るんですねー。

最近ではシングルにDVD映像もついてる盤もあるので、コレは是非CD+DVD化していただきたいですねー。


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