電波日記
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2004/04/20(火) [蓬莱学園の冒険!]
1990年に、遊演体という会社が実施していた、ネットゲームです。ネットゲームというと最近ではインターネットでのオンラインゲームをさす場合が多いようですが...インターネット普及率も高くない当時、これはアナログの極み、「郵便」にてやり取りされていたMRPG、メール・ロール・プレイング・ゲームでした。
参加者は参加代金を支払ってキャラクターを作成します。そのキャラクターの行動を考え、決定し、遊演体の「ゲームマスター」あてに送ると、翌月に行動結果が「リプライ」として送られて来る、そしてまたその行動と、ゲーム世界内の様々な事象の動向から、更に翌月の行動を考え、決定し...の繰り返しです。

世界設定が秀逸で、ハマりました。
舞台は、登記上は東京都台東区であるが関東大震災時にその記録が紛失してしまったため独自の自治団体となってしまった「宇津帆島」。緯度的にかなり南に位置する島で、気候はモロ熱帯、島にはジャングルもあります。その島に存在する、生徒数20万人を誇る超巨大学園「蓬莱学園」。なにもかもスケールがデカいんです。
度重なる増改築で全貌がわからないばかりか、図書委員会や有志を募って行われた「整頓隊」も生還した者はわずかな「呪いの図書館」、以前は浅草にも同様なものが建っていたがその目的は不明と言う「十二階の塔」、未確認生物が目撃され被害者も出ると言う「尾登呂ヶ沼」など、ソソる要素てんこもりです。
この学園の生徒ということでキャラクターを登録し、バーチャル学園生活を送るのですが、もうひとつ、ストーリーを面白くする要素がありました。
「応石」...「おうせき」です。多くの人間がひとつの目的で集合すると「出現」することが多い、碁石程度の大きさの「石」のようなモノで、漢字一文字が浮かび上がって(本当は半透明で中に文字があったのかも)います。この石は掌に吸収され、持ち主の意志にしたがって道具や生物にも変化する...まあ、「魔法」みたいなモノでした。基本的には画数が多いほど強いのですが、例外がいくつかありまして...
「仁」「義」「礼」「智」「忠」「信」「孝」「悌」の8つは「馬石」と呼ばれ、同じものが2つと存在せず(厳密に言うと「仁」だけはにんべんに「ニ」という漢字の構成上2個存在するのですが)、この8つの石を持つ少女たちを中心にストーリーが展開、最終的には「地球最後の秘宝」が姿を現す...というモノでした。

元ネタが「南総里見八犬伝」と「水滸伝」と「封神演義」。
ファンタジー色が強く、また手紙によって他の参加者達と連絡を取りながらひとつの行動を起こしたりと楽しみどころは多かったです。小説にもなってるんですけどねー。

http://www.you-en-tai.co.jp/top.html
昔と今では、ゲームの形態も大きく様変わりしました...


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