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2004/04/17(土)
[EARTH DAY TOKYO 2004]報告
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行って参りました、「EARTH DAY TOKYO 2004」。 あ、ちなみにコレを書いているのは4/19(月)なので、日記の日付けより未来である翌4/18(日)のレポートも併せます。予めご了承下さい。 四月半ばにも関わらず最高気温27℃の土曜日。代々木公園はLOVE&PEACEでむせ返っていました。いい意味でも、ソウデナイ意味でも... 基本的には「地球に優しい」「環境問題などを考える」「NO WAR」なベクトルのイベントです。視点がグローバルになるからかアジア関係の民族衣装や軽食の出店なんかも軒を連ねていて、更にステージでは音楽・映画などが上演されて、一種のお祭り騒ぎ、というかどんちゃん騒ぎでした。 結論から先に申しますと、俺的に俺の中だけで賛否両論でした。 愛と平和、もちろん賛成です。戦争がない世界は望むところだし、飢餓がなくなるのであれば万々歳です。が.... イベント参加者の大多数とイベントの目指す方向に、かなりの温度差が感じられて... イベント側「愛と平和のために取り組もう。音楽などはそれに向けての良い手段です」 参加者大多数(推定)「まずは音楽やら踊りやらで盛り上がろう。お祭りだし。愛と平和大賛成」 なんか参加者は二次的に「愛と平和」を謳ってる、もしくは賛同するスタンスをとっておいた方が無難、みたいな感じがして... 現に、ゴミは各自持ち帰りが原則なのにゴミ集積所がゴミで溢れ帰ってたり、非合法系の盛り上がり方をしてるとしか思えない参加者がいたり...イベント自体にはまことに失礼ながら、「嘘臭い」感じが否めませんでした。ただ、俺個人としてはイベントのテーマに賛同はするもののあまりにスピリチュアルな面では賛同いたしかねました。 愛とか平和とかって、大々的に「LOVE&PEACE万歳」を叫んで客を募って訴えかけるものじゃないと思うんだけど... というよりも、多数決的な正義・価値観よりは、俺は俺の中の正義・価値観の方がよっぽど重要なので、「みんなで同じ価値観を共有して世界を守ろう」にはもともと馴染めません。 「世界」に対するアプローチという点では、決定的なズレを感じました。
とはいえ、音好きな俺にとってはかなりの収穫があった事も事実です。 北海道から来られた谷川光さんとおっしゃるギター奏者の方。弱冠19歳とは思えないプレイでした。ギターを新しい楽器として捕らえて演奏する...衝撃的でした。 倍音’Sさん。ホーメイや口琴、ディジュリドゥに加えてパーカッションや弦楽器を交えての演奏。何よりも生ホーメイに圧倒されました。トゥバ共和国って凄いなー。 あと、名前がわからなかったアイリッシュ・トラッドのバンドの方々も、本格的に聞き入りました。生って凄い!!
来年もあるようなので参加しようとは思いますが、多分根本的思想に共感できる日は来ないんだろうなー...良いか悪いかは別として、ですが。
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