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2016/02/24(水)
おしまいのはじまり
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息子の卒業式がとうとう終わりました。
朝早くに学校に行くことが出来て、ママ友とすぐに出会うことも出来て、会場では良い位置に座ることが出来ました。
一般的には子どもの頭、後姿しか見えない式典なのに、うちの学校は子どもと保護者が向き合っての会場設定。 なんと顔を見ながらの卒業式でした。
式典の間、ずっとわが子を見れると言う…
保育園から入学式・卒業式を迎えているけれど、最後の式典がこんな形なんてすごく嬉しかったです。 しかもわが子は一番後ろの席。 クラスの並び順で行けば後ろなのだけど、クラスで言う一番後ろは保護者の一番目の前! おかげでわたしはバッチリ顔を見ながらの式だったのです。
それを事前に息子から聞かされていたので、別のクラスの友達も顔を見れる位置だと知り、ママ友に連絡して一緒に座ろうと約束できたし。
最後の最後までバッチリでした。
なんだかんだとグダグダの生徒がいる中、息子はきちんとしていて、先生方の祝辞のときもきちんと先生の方を見て、礼もきちんとできていたし、母としては満足でした。
わたしが目の前にいるからではなく、生徒として今まで学んできたことの集大成だと思っています。
伊達にクラブをやっていたわけじゃないしね。
そういうことろでもほかの生徒との差が出ていたんじゃないかなと思える式典でもありました。
式典が終わってクラスに戻り、担任からひとりひとり卒業証書を受け取って、本当のサヨナラ。 わたしは廊下でそんな様子を見ていたので、言葉のやり取りはわからないけれど、生徒たちから担任の先生へサプライズがあったようで、生徒たちがお金を出し合って買ったというプレゼントの贈呈がありました。
これには先生も驚いたようで、照れながら喜んでいました。 最後には泣いていたし、よほどクラスの子達からも慕われ、良い先生だったんじゃないかなと思えた瞬間。
平成元年生まれの男の先生ですが、一生懸命子供たちのことを見てくれていたと思います。
とりわけ、わが子はクラス担任という付き合いだけじゃなく、クラブ顧問としても3年間関わってきたこともあって、わたしとしても普通の先生ではない気持ちだったし。
本当にお世話になりっぱなしだったけれど、先生のおかげで不安でたまらなかった高校生活をなんとか乗り越えられたかなぁという思いでいっぱいでした。
4月からは大学生になる息子。 子どもではなくなっていっていることを毎日感じています。
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