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2008/02/12(火)
やっぱり思うこと
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しかしまぁ、なんだか世の中はおかしいなと思うわけで。(また社会ネタ)
どこへ出掛けていても、へんな人に出会うもので。 買い物に行って毎回思うこと。
「子供のことを執拗に怒鳴りつけている人が多い・・・」
※しつ‐よう【執拗】 [形動][ナリ]1 しつこいさま。「―につきまとう」2 自分の意見にいつまでもこだわりつづけるさま。えこじ。がんこ。
なんで子供が泣き喚くのか、理解しているの?ってくらいいつまでも怒鳴り続けてる親。 そんな怖い顔して子供の目の前で大きな声で怒鳴ったって、子供は余計に怖がって泣きやむわけないじゃん。 て思うんだけど。 子供に対してのしつけと言われるかもしれないけど、違う。それはやり方が違ってると思う。 怒鳴りつけるだけなら、単なる脅し。脅して泣き止ませようとしているだけじゃないの?
子供はわがままな生き物で、自分の要求を取り入れてくれないと泣き叫んで、親(相手)を困らせてなんとか要求を飲ませようと言う“本能的”手口を使うけど、それは一時的なことだと思う。 性格上、泣いて泣いて泣き続けて、その場でひっくり返ってバタバタ暴れて、周りのものにまで当り散らしてまで自己の要求を達成させようとする子もいれば、黙っておとなしく固まっているとか、親の言われるままに引き下がる子もいる。 種類はいろいろ。 と言うことは、親にもいろんな種類がいるわけで。
と思ったけど、最近の人はどの人もぷりぷり怒ってばっかりだなぁって。 どっちが大人なんだか? 泣く子の事はさらにひどいけど、とにかく怒鳴り散らす人の多いこと。 そんな大きな声出さなくても聞こえてるよ・・・ってくらい、「あんたはまたか!!」とか「何回言ったらわかるの!?」とかしょっちゅう。 それも腹の底から低い重圧感バリバリの、ドスの聞いた声で。 聞いてるこっちまでもが怖いんですけどー。
子供は泣き続けるし、親は怒鳴り散らかすしで、聞かされるこっちも気が気じゃないし、なんか感じ悪くて。 でも考えてみて。 親って、わたしも含めてだけど、感情で子供を操作しようとしているところってない? 自分の気持ちが安定してないときほど、子供に当たってしまうってこと。 わたし、怒りすぎたときって、あとでいつも反省してるんだけど、あのときあんなことで怒ることなかったよなぁって、子供に悪かったなって思ったりすることがあるんだけど・・・
どうしてだろ? んで、考えてみた。
そしたらこんなことだった。
【怒る】 [動ラ五(四)]《「起こる」と同語源。感情が高まるところから》 1 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。 2 よくない言動を強くとがめる。
【叱る・呵る】 [動ラ五(四)]目下の者の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめる。
【注意】 [名]スル1 気をつけること。気をくばること。 2 悪いことが起こらないように警戒すること。用心すること。 3 気をつけるように傍らから言うこと
この3つの言葉の違いを履き違えて使ってるんじゃないかって。 しつけのために「叱る」ところを自分が気に入らないために「怒って」いるのに、子供のためとかしつけだからと言って、「叱る」人が多いんじゃないかってね。
更に・・・
【腹立たしい】 [形]はらだた・し[シク]しゃくにさわる。腹が立ってくる。「―・い思いをする」「顔を見ただけでも―・い」
【むかつく】 [動カ五(四)] 1 吐きけを催す。むかむかする。「車酔いで胸が―・く」 2 腹が立つ。しゃくにさわる。「話を聞いただけで―・く」
「腹立たしい」とこも「むかつく」ことも、みんな「怒る」に部類するのに、「叱る」になってる。 どうも「しつけ」=「叱る」=「怒る」になってるみたい。 「叱る」と「怒る」は違うんだよ。
間違いだらけの世の中で、何が正しいかなんてわたしもわからないし、わたしの考えを誰かに押し付けようとは思わないけど、怒鳴り続けられている子供の気持ちになってあげられないかな。
もう少し、子供の目線で、物事を捉えてあげられないかな。 怒鳴り続けられている子供って、どこかオドオドしてるよね。 いつも誰かのことを気にして、怒られないようにしようとして、ドキドキしながら自分を出せないでいる子供たち。 それとは逆に、怒られ慣れしているせいで、ほかの人からの注意を受け入れられなくなっている子供たち。
わたしも偉い大人だとは言えないけど、ほかの人って、まともに人との接点を持てなくなってきている子供が多いことに、どのくらい気づいてるかな?
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