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2007/06/09(土)
お別れの時
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大阪のお天気はめちゃくちゃです。 昨日の晩からの雨と雷。 今朝は一転、晴れてるし。 傘も持たずに仕事に出掛けたら、なんとまたもや雲行きが怪しくなり、バケツひっくり返したような土砂降り&雷… 昼過ぎに雨がやむまで、おとなしく(笑)仕事してました。
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昨日、社会保険の基礎算定届けの説明会から戻ってきたら、珍しく学校から帰ったチビが、遊びにも行かずに事務所にいました。 なんかあったんか?って思ったら、やっぱりそうでした。
「おかあさん、言いたくないねんけどな…」とモゴモゴ。
いつもなら帰ってきても、すっ飛んで遊びに出ていくチビがいるってことは、なんかイヤなことがあったな…と察知したσ(・_・)
「どうしたん?」て聞くと、チビは「悲しいお知らせがあります…」と。
なんと、担任が亡くなったとのこと。(゜;)エエッ まさか?!と思ったけど、ホントでした。 学校からチビの担任が亡くなったことを知らせるプリントを持って帰ってきていました。
3年生の時に担任になった先生なんだけど、秋口から入院していて、4年生に進級するって言う時期になってもまだなんの連絡もなく、そのまま代理の先生のまま進級してしまっていたんだけど…(3〜4年はクラス替えもなく、担任もそのまま持ち上がり)
ビックリです。 ホントに、驚きを隠せません。 チビが3年生になったときは、復帰したばかりだったそうで。 前の年には子宮ガンで入院・手術して休職していたらしいんだけど、もう大丈夫だってことで担任を受け持つことになったのに、結局半年と持たずに再入院することになり、その時点では2〜3ヶ月で戻ってこれるという話しだったのに、こんなことになってしまって…
その再入院からは子供達には一度も会わずに、逝ってしまいました。
本人も、2〜3ヶ月で戻ってこれると言っていただけに、替わりの先生にはきちんとした引継もしないままだったんだと思う。
幸か不幸か、亡くなった昨日は友引だったので、今日お通夜、明日告別式ということです。 申し訳ないけど日曜にはもう予定が入っているのと、一刻も早く会いに行った方が良いと思いで、今日の晩、チビとお通夜に行ってきました。
焼香を済ませ、喪主であるご主人の挨拶まで残り、そのあとお棺の中で眠る先生と対面させてもらいました。
本当にガンだったのか?というくらいきれいな顔をして眠っていました。 きれいにお化粧して、素敵な洋服を着て… 本当に、呼べば起きあがってくるのかと思うほど、きれいな顔でした。 チビはちゃんと先生の顔を見て、小さな手を合わせ、最期のお別れをしてきました。
たった半年間だったけど、やはり自分の担任が亡くなると言うことは、チビにとってもとても大きな衝撃だったのでしょうか。 棺に眠る先生と対面したあとは、号泣していました。 目を真っ赤にし、周りの友達の視線も気にせず、涙を流していたチビ。 彼の心の中に、またひとつ、なにかが刻み込まれたのかもしれない…
去年初めて担任になりましたと挨拶があり、何度か参観や懇談があって顔を会わせていたけど、その時の先生はそれほど疲れた様子に見えなかったので、ホントに入院していることさえ信じられなかったのに。 噂ではもうダメだってことまで聞いたけれど、それでも信じられなかった。 でも、祭壇の前に飾られた遺影は、いつのものかわからないけれど、見たこともないほどふっくらした先生の笑顔がそこにはあった。 元々の顔がそれだけふっくらしていて、前にわたしが出会った先生が病気でやせ細ってしまっていたのか、闘病生活の中で薬の副作用でふっくらした姿になってしまっていたのか、どちらかはわからないけれど、とにかくわたしの知っている先生とは違う顔がそこにはありました。
病気って怖い。 子宮ガンだと聞いていたけど、最期は白血病だとも言う話しがあり、どちらにせよ病気には勝てなかったんだから…
身近な人が亡くなるのは、とても辛いこと。 でも、それを経験して、生きることの大切さを身につけていくんだろうなぁと思った出来事でもありました。
短いつきあいだったけれど、チビの担任であったことは忘れてはいけないし、感謝せねば。
先生のご冥福をお祈りします。
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