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2007/02/19(月)
「逆・参観」
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今日も社会派日記で。
テレビをあまり見ないので、今、世の中がどんなことになっているのか疎くなりがちなわたし。 でも、朝のニュースや天気予報は見る。(笑) ワイドショーも母親の影響か、あまり好きではないし、昼メロなんてだいっきらい。 どちらかって言うと、テレビなくても生きていける人。 パパやチビが見ているテレビの音がうるさいと言って、ボリューム下げてもらうのなんてしょっちゅう。(笑) お笑いは好きなんだけどね。イヒヒ でも、あんまり見てない。 じっとテレビの前に座ってると、他のことをなんにもしなくなるので、ダメなんですぅ〜。orz
そして、用もないのにテレビを垂れ流すのはキライなので、誰も見てないと思ったらすぐにプチッと消す。 パパがテレビ付けっぱなしでウトウトしようものなら、すぐにプチッとな。(笑) 嫌な姑になりそうだなぁ…クッ
そんなわたしですが、たまにテレビコマーシャルに釘付けになることが。 好きな歌手や俳優が出てるとか、そんなのはごく稀で、メッセージ性の強い物に惹かれる。
最近一番グサッと来たのが、AC公共広告機構のCM。 みんな、一度は見たり聞いたりしたことあるでしょ?「♪え〜ぃしぃ〜」ってゆってるヤツ。 その中で、「子供が親の参観に行く」っていうの、見たことある?
大人が学校で授業を受けていて、それを子供が見に来てる。 授業の課題で作文を書かされているみたいなんだけど、先生に当てられた一人のお父さんが、その作文を読み始める… なのに、始めに発した言葉から、後が続かない。
そんな作文のタイトルは「息子」(だったと思う)。 自分の子供について書くっていう設定。 小学校の時にありがちなお題だよね。「わたしのお父さん、お母さん」とか言うヤツ。 あれの逆バージョンで、親から見た子供を書き、発表するのだけど…
そのお父さん、自分の息子のことについて、何も言えないでいる。 汗噴き出しながら、息子のことを一所懸命思い出そうとしてるんだけど、ちっとも思い浮かばない。
後ろで見ている子供たちもざわつき始める。 自分のことを知らない親、子供のことを知らない親、今の大人たちへのメッセージだよね。
もっと子供と会話しよう もっと子供のことを理解しよう
こんなメッセージのCMを流さないと、誰も気づかないの? いや、大事なことを訴えかけてるのに、誰も気づかないんだよ。 自分のことじゃないってね。
わたしもどれだけ自分の子供のことを理解しているかは、わからない。 でも、いいところもそうじゃないところも、言える。 完璧ではないけれど、今嬉しいのか、楽しくないのか、だいたい予想はつく。 ただ、やっぱり仕事に重きを置いている為に、距離は遠くなってきてる。 いつも「ごめんね」って謝ってばっかり。 普段は怒ってばっかり。イライラ母さん。悪いよね、自分の気分でイライラしてばっかりで。
でもね、パパと社会のルールはしっかり教えなくちゃって、いつも言ってる。 悪いことをして注意してくれるのは、親だけなんだからねって、いつも言ってる。 なんでも笑って許してくれるのは、今だけだってことも。 子供だから許されることなんじゃなくて、子供だから知らなくて、注意されるんだってこと。 子供でも、同じことを繰り返せば怒られる。 大人だってそうなんだけど、今の大人は何回注意されてもへこたれない図々しさを持ってる。 だから今の世の中がおかしくなってきてるってことを誰も警告しない。
「あの人もしてるから自分もいいんだ」 「あの人がしてるのを怒らないで、なんで自分だけ怒られるんだ」 「誰も見てないからいい」 「わたし一人だけなら大丈夫」
みんな大人の勝手。エゴ。この一言に尽きる。 子育ての問題も、環境問題も、みんなそう。 「わたし一人が…」じゃなくて、「わたし一人でも…」って気持ちでいるだけで、少しずつ、変われるんじゃないかと思うんだけどな。
別に、ACの宣伝でもないし、応援でもなんでもないけど、遠い昔に忘れてきたような、大事な何かを振り返らせてくれるメッセージに、気づいて欲しい。 自分にも思い当たる節があるんじゃないかって、自分自身に当てはめてみて… アカンと思ったら、「アカンからアカン」だけじゃなくて、その「アカンこと」に気づいた自分を褒めよ。 そしたら、イヤじゃなくなるはずやから。きっと、ね。
これじゃわたし、毎日反省文書かなアカンな。(笑)
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