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2006/11/20(月)
親の背を見て育つ
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昨日の日記にも書いたけど、やっぱり、親の問題ですね。
子供がどう育つかは、親次第。 躾は親がするものですよ。 日々の生活態度が、子供に影響を与えるのですよね。 いいことも、そうじゃないことも…
親が出来ないことは、子供も出来ない。
なぜ? それが悪いこと、恥ずかしいことと教えられていないから。 それだけ。 答えは簡単だよね。
何が良くて、何が悪いかなんて、親が教えないで誰が教えるの? 子供にとって親が許すことは、外でも許されると思ってる。 だからわがままな…と言うよりも、自分勝手な子供が多い。 「他人」と「自分」の区別がつかない。 「自分」さえよければいいと思ってる。
子供が少ないから、兄弟での上下関係が成り立たなくて、昔のようなわけには行かないっていうのはナンセンスだと思う。 うちが一人っ子だからそういうわけじゃないけど。 一人っ子だって、わかる人にはわかってることだし、兄弟が多くても、わからないひとにはわからない。 こんな差が出るのは、親が違うから。
今日、家具屋さんに買い物に行ったとき。 座椅子のコーナーで、ある親子が展示してある座椅子を通路に引っ張り出していて、通路でどっかり座り込んで子供と遊んでいたの。 売り物、しかも展示商品を展示場所から移動させてまで座り、遊ぶ。 まず、大人がする行動じゃないでしょ? 親がそう言うことするもんだから、子供もそれは悪いことだとは思わない。
わたしたちが商品を選び、レジで会計を済ませていると、後ろにその親子が座椅子を持って並んでいた。 わたしたちがレジから除ける間もなく、すぐにどかんと座椅子をレジ台へ。 それもなんかおかしくない?わたしたちがまだ品物を持つか持たないかのうちに除けろと言わんばかりに自分がレジに立つって。 え?と思って振り返ると、さっきの座椅子の通路には、遊んでいた展示してあるはずの座椅子が残っていた… 片付けもしないって、どういう神経してるんだろう?
大人がこんなことしてたら、子供だってこんなもんか、ってなるでしょ。 展示してあるなら、まずは手にとっていいか確認して、それから出さなくちゃいけないって言うルールがあるってことに気付かない。 もし仮に出したのなら、元の位置に戻すこともルールでしょ? それもしないで、出した物は置きっぱなし、自分の品物だけはきれいな物を買っていく。おかしくない? 商品買うからいいだろ?って言うもの、なんかヘン。
お客様第一とは言え、これじゃ質の悪い客と、質の悪い店になってしまってもおかしくないよ。 きれいであるはずの品物が汚れてるし、散らかってるし。
そういうこともわからないなんて、恥ずかしいよね。 本人達にとっては、「恥ずかしいこと」じゃないから平気でそう言うことも出来るんだろうし。 注意されたら、「すいません」のヒトコトくらい言って片付ければいいのに、逆に怒ったりする人もいるらしくて、売る側ももう大変。
お客様でもやって良いことと悪いことがあるはずなのに、売る側はいつも下手に出ないと文句言われて、悪評がつく。 一体いつからこんなにやりにくくなってきたのか…
大人がもっと責任のある行動をしなくちゃ、子供の見本にもなれません。
「人の振り見て我が振り直せ」 反面教師だと思い、自分の行動にも反省をして行かなくちゃいけないんだろうなって思い直した買い物になりました。
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