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2006/01/29(日)
…ですかね?
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昨日でやっと48時間の講習も終わり。 無事(?)“福祉用具専門相談員”になりました。
そもそもなんでこんなものの講習会に行かなくちゃいけなかったのか。 うちは介護ショップでもないし、ケアセンターでもない。 ならなんで福祉関係の資格を取るのか。
リフォームをする中で、高齢者のいるお宅での工事がある場合。 介護認定を受けてる人がいると、介護保険サービスの中の「住宅改修」と言うサービスを利用出来るんですが。 知らない人、結構多いんだよね。 まぁ、簡単に言えば、「手すり1本でも助成金出してあげましょう」ってことなんだけど、その申請手続きをするためには、ケアマネージャーって言う人の意見書がなくちゃいけない。 でも住宅改修やら福祉用具の購入に関しては、この意見書って言うモノを書けるのはケアマネージャーでなくてもよくて、医者でも作業療法士でも建築士でも福祉住環境コーディネーター2級以上でもいいんだけどね。 それすら知らない人多いです…
わたしとパパはこの「福祉住環境コーディネーター2級」の資格を持っているので、住宅改修に入るときには、意見書を書いて提出出来るんです。
今まではそれだけでよかったんだけど、この間の“介護保険法”の改正があって、その中で「福祉用具の購入」に関して、用具を販売する事業所は登録制になり、事業所内に専門員を2名以上配置することと、義務づけられたのです。
去年末、法の改正で「福祉用具の販売店においても、専門員を配置しなければならない」となるかもしれないっていう情報があって、特別にこの相談員の講習会が開かれるってことになり、早々に受講することになったのです。 受けておいてよかった。 法改正で、専門員を配置しなければならなくなったので… もちろん、わたしたち2人とも受けなくちゃ、会社として認められませんから…
48時間の講習を受けたので、講習修了書をもらい、これから福祉用具専門相談員を配置した会社として、大阪府へ登録することになるのです。 なんだかめんどっちーです。
リフォームでなんでそんなことまでしなくちゃいけなくなったのか? そりゃもう、介護保険で儲けようとするところが多くなって、質が悪くなってきてるから。それでしょうなぁ。 あとは政府の予算不足かなぁ…どんどん厳しくなるだろうね。
もともと福祉用具のレンタルの場合は、事業所登録制だったんだけど、購入(販売)の場合は別に登録しなくてもどこでも買えたんです。 それが登録していないところから買ったモノについては、助成金は出しませんっていう政府の通達があったので、これからはどのお店でも気軽に買いに行くってことがしにくくなってくるでしょうなぁ。 今までホームセンターとかでなんでも用事を済ませていた人が、そのホームセンターに専門の人がいないとか事業登録していないと、販売出来ないんです。(そんなもん販売業者としては、ぬかりはないと思うけど)
例えば、玄関の出入り床の段差を少しでも少なくする式台とか、トイレ(便器)の高さを上げる補高便座とかを買う場合、今までは購入しましたって言う申請さえすれば、助成金が戻ってくるシステムだったのが、4月からは事前に申請し、登録されたところから買ったという証拠がなければ助成金が下りないシステムに変更になるってことです。
それだけのことで、48時間もみっちりと講習を受けてきたんだけどさぁ…
エラい講師達が来て、ありがたーいお話をいっぱい聞かされました。なんだかなぁ…ってさ。(笑) 「福祉に生きる」わけじゃないけど、まぁ、知ってて損はないかな。
どのみち、仕事でどうしてもいるもんだし、勉強だな。 去年は薬事法の改正で、整水器の一部が医療器具扱いになったとかで、医療機器販売の講習にも行ってきたし、うちって何になるんだ?って感じだよ…(汗)
法律の改正で、これから持ってないといけない資格がもっともっと増えるのかなぁ…?
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