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2005/11/11(金)
涙腺ユルユルの巻
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ウォシュレットの「止」ボタンを押したのに、お湯が止まらなくて焦ってしまったじゅんです。 何回も「止」ボタンを押しているのにお湯はジャージャー出っぱなしで、これはどうしたものかと悩んだけれど、よく考えれば、最悪、立てば止まるじゃん…と、後に気づいたのですが(汗) どうもセンサーを隠していたせいで、止まれの信号を本体が読みとれなかったんですね。あはは 焦ったわ…
今、チビは毎日学校の宿題で、国語の教科書を読むというのがあります。 まだ習っていない漢字とかに出くわすと、「・・・・」となってしまうチビですが、一度読み通すと、わりと上手に読んでいます。(親バカバカ)
数日前のこと。 順調に本読みも終わり、時間があったので、わたしはちょっと別のページをパラパラとめくってみました。 2年生最後のお話として、「スーホの白い馬」と言うモンゴルのお話が載っていました。 “馬頭琴(ばとうきん)”と言う馬の頭をつけた三味線ような楽器が登場するのですが、その馬頭琴にまつわるお話なんです。 …ご存じの方、いらっしゃいますか?
わたしはこのお話を小学生の頃、お芝居で見て、知っていました。 今は亡きおじいちゃんが連れて行ってくれたお芝居。タイトルまでしっかり記憶していました。 「感動のお話なんだよ」とチビに言って、その話を読んであげました。
・・・読み終えて、チビを見ると目がウルウルと。 「かなしかったね、くやしかったね」と言ってあげると、ポロポロと涙をこぼしてしまい、わたしも声が詰まってしまいました。
スーホがとても大事にしていた白い馬が、ある日意地悪な王様に取り上げられ、スーホが悲しみに伏せていると、白い馬もスーホのことを思い、王様から逃げ出してくるんです。 命からがら逃げ出してきた白馬は、スーホの目の前で亡くなります。 スーホは悲しくて悲しくてどうしようもないとき、夢にその白馬が出てきて、「悲しまないで、自分の体を使って楽器を作ってくれ」と頼みます。 これでずっとスーホと白馬は一緒にいれるだと… そしてスーホは夢に出てきたとおり、白馬の体を使い、完成したのが“馬頭琴”というのです。 スーホはこの馬頭琴を使い、歌を歌っていたそうです。
こんな内容のお話なんだけど、スーホが大事にしていた白馬を王様にだまし取られるところや、王様から命からがら逃げる白馬の姿、逃げ帰ったもののスーホの前で力尽きる白馬のことを想像出来たのか、チビは泣き出してしまったのです。 こんなにも感動してくれるなんて。なんだか感心しちゃいました。
次の日、チビは学校で担任にこの話をしたそうです。話を読んで、泣いたこと。 すると担任は「感動を出来る心を持っている。すばらしい!!」と言って、褒めてくれたそうです。 チビもちょっと嬉しかったのかな。珍しくこのことをわたしに報告してくれました。
感情豊かな子に育ってるんだなぁって思いました。(照)
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