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2005/01/17(月)
つぶれそうです…
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今日は、あの「阪神淡路大震災」から10年。 どこのテレビ局でも、震災の追悼番組をやっていたようですね。 当時のことを振り返って、今日の日記を書こうと思っていたんだけれど、それ以上に胸が潰れそうな思いをしたので、そっちを書くことにします。
何に胸が潰れそうだったかって、チビの一言にガーンとなったんです。
今日仕事をしていたときに、横でチビが紙になにやら書いていたと思ったら、「これ読んで」と渡されました。 となりのトトロのハンコを押されたその紙に書かれていたメッセージとは…
おかあさんえ このまえぼくのことをすきっていったのに なんでいぢわるばっかりゆうの いつからそんなになったのかおしえて ちびより
…え?いつ意地悪したっけ?
ホントに「へっ?」って感じでした。 横でジーッとチビに見つめられているのを感じて、ふと頭をよぎったこと。
やれ、宿題しろだの歯磨きしろだの早く寝ろだの、チビに注文ばっかりつけている自分の言動、行動に気がついたのです。
これを彼は「イジワル」ととらえているらしい… うーん、困ったもんだな。
その答えをまた紙に書いて渡してくれって言うので、そのメッセージの下へ返答しました。
ちびへ おかあさんはチビのこと、すっごくすきだよ。 いっぱいいっぱいすきやから、チビにいろんなことがんばってほしくて、べんきょうしなさいとかゆうんだよ。 もし、チビのことがすきじゃなかったら、チビにしゅくだいした?とかおてつだいしなさいとかいわないし、チビがおとうさんおかあさんのいうことをきかなくても、べつにかまわないから。 でも、おかあさんはちびのこと、いっぱいいっぱいすきやからね。 おかあさんより
って言うような内容の返事を書きました。
チビは横で黙ってそれを読んで、ジーッとしてました。 なんとなく、うなだれているような、泣きそうな雰囲気で…
チビには堪えたんだろうか?難しかったんだろうか? 少しくらいは、わたしの気持ちがわかってくれたんだろうか?
それから、少し涙目になっていたチビを呼び寄せて、抱っこしてあげた。 ぎゅっと抱きしめて、頭をなでてあげたら、チビもぎゅっとしてきた。
多分、寂しかったんだろうな。 長い冬休みの間中、親子3人24時間完全密着行動していただけに、新学期が始まって、友達とのトラブルや日々量が多くなる勉強に小さな胸を痛めていたのかもしれない。 それなのに親と来たら、急に仕事仕事で、また帰りの遅い生活パターンに逆戻り。 このギャップに苦しんでいたのかも… 急に寂しくなるのも無理ないかな。ついこの間、7歳になったばっかりなんだよね。
「もう7歳」と思えばもっとしっかり出来るはずだと思うけど、「まだ7歳、やっと7歳」って思うと、まだまだ小さな子なんだな、出来なくて当たり前なんだよねって思ったりもして、親である自分もなんだかわからなくなるときがある。
自分の子供を本当に嫌いなわけがないじゃない。 だから叱る。もっともっと辛いことが待っているのに、こんなことでへこたれてちゃ、今の世の中やっていけない。 辛いかもしれないけど、チビには頑張ってもらわなくちゃね。
まだまだ甘えたい時期なんだろうなぁ…
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