スノーボードコラムセピア
どこかでなくしたあいつのアイツ
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年3月
前の月 次の月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新の絵日記ダイジェスト
2013/12/24 陣痛室立ち会い2DAYS
2013/07/30 鳥海バイシクルクラシック2013
2006/10/11 あの連載が
2006/06/06 下北半島
2005/10/04 Archives

直接移動: 201312 7 月  200610 6 月  200510 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 月 

2005/03/29(火) 「村上春樹は頭がいい」と僕は思う
「文体というのは、英語ではstyleつまり[姿勢]と置替えてもいいのではないかと思います。でも僕はむしろ[生き方]のほうに近いと思います。歩いたり、息を吸ったり、そういう生きることすべての総体です。」
「文体のない文章はありません。あなたの人柄はわかるか?少しはわかります。わりに正直に出るものなんです。」
「よき文体というのは、僕は思うんだけど、要するに信頼感なんです。この人なら、何があるにせよ、私を傷つけたりがっかりさせたりすることはないだろう、みたいな。」

(『少年カフカ』Mail no.239
読者からの「文体って何?」という質問への村上春樹の対応より
抜粋.)

今僕は,村上春樹と読者のメールのやりとりがまとめられた『少年カフカ』という本を読んでまして,上の回答がすごく気に入ったので紹介しました.

ひとの書いた文って基本的に面白く読めるもんだと思います.
その理由を村上春樹さんにドンズバで言い当てられました.
あるひとの書いたものの中には,自然とそのひとの背景や思想が滲み出してしまうものだ,と.

僕は雑誌の記事等を読んでると,中には「違あう!」と叫んで読みたくない記事があったりするんですが,(そういうことありません?)あれはその記事のライターの人柄に嫌悪感を感じてたのと同じみたいですね.

このコラムで文体といえばやはりウヤンでしょうか.まじあれはすごいですよね.
書いてる内容もすごいですが,内容より文体が前に出てるかんじ.
音楽で例えるなら,初期マッシヴアタックの,甘美なメロディーもすばらしいが,それよりも体に突き刺さる肉感的ビートが際だってる感じに近いかな?
とにかく言いたいのはリズム(文体)がすごいってことだけです.

目指すはストリーツ
めじゃ


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.