スノーボードコラムセピア
どこかでなくしたあいつのアイツ
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2005/03/17(木) ムダに長い。
3連休は、長野と埼玉と福島から親友が仙台にやってきたので、寝る間を惜しんで遊びほうけました。
某大企業にお勤めのOさんは、20日の夕方にNOCEでいきなりソファーを購入し、21日の昼間にはフラリと入ったお店でジャケット・パンツ・パンプスの計3点、総額5万弱をいきなりカード1回払いで購入してました。あれっ!20日の日中にも別な店でパンツ買ってたじゃん!・・・あーぁボーナス早くこないかなぁ。。

さてさて20日の夜は、写真部だった私と親友Nの2人は、先輩Mさん(文学部の院卒業。今春から女川で高校教師に。実家は青森のナントカ寺。1年間休学し、俗世との接点を断ち、実家の寺に籠もり修行していたことも。)と同級生(今教育のM1、就活中)と会うべく、晩翠通り沿いにあるとある飲み屋へ。
このお店はM先輩の昔っからの行き付けで、たぶん70年代とかにたくさん存在してたと思われる、常連さん(学生やらサラリーマンやら)が毎日たむろして、オーナーもバイトさんも客も関係なく、とにかくそこにいる人達みんなでわいわい飲んじゃえ!みたいな、古き良き時代の居酒屋って感じの雰囲気。お店にある飲み物は何でも自由に飲めるし、料理注文なんかせず、その日のオーナーの気分でテキトーにどんどん出てきちゃうし(ちなみにメニュー見たことない)、厨房にも入れちゃう!配膳・片付けを客が手伝ったり。 
話戻します。2人でちょっと遅れて行ったら、もう既にM先輩は飲んでいました。びっっくりしたことに、先輩の向かいに座って談笑していたのは、大学時代の友達C君(今工学部のM1)! M先輩とC君が知り合いなんて話聞いたことなかったし、接点もすぐ見つからず、ただただびっくり。聞けば、同じテーブルにいた工学部ドクター生Tさん(今春から松下電器勤務だそう)がM先輩の高校時代のラグビー仲間。彼はC君の研究室の先輩で、今日は彼に連れられて来たとのこと!(ちなみにC君は、いつぞやのGコンの集合時、顔合わせの瞬間にタイミング悪く水時計でばったり会った人ダヨ!) 世間は狭いねぇ〜っと興奮冷めやらぬ私の前に、お通しを持って現われたバイトくんの顔見てまたまたびっくり。大学で、同じゼミを取ってたこともある知り合いM君。(来月からとんぺーのロースクール生らしい)  はぁもうね、びっくりの連続でした。

さてその店にはどんどん人がやってきたのだけど、トンペーのドクター生でナントカの研究に日々全力投球の人やら、とんぺーのマスター卒業後、東大のドクターに進んだ人やら・・・ 一時、なにやら博識人?の集まりっぽくなった。その中にC君の知り合いもいたようで、「この人はマジ頭いいよ。すっごいよ。」とか「あの人はまじヤバイ!頭切れすぎ。」とかって。 
私と親友Nは、「へぇーそうなんだ〜 すごいね〜」といちお言いつつ、なーんとなく顔を見合わせ、どちらからともなく出た質問。
「ねー、で、その<頭いい>って何?」。

飲みの後、2人でサイゼリヤ行って朝までだらだら語ってたのですが、その時も再び「ほんと、頭いいって何だ?!どういうことだ?!」って話になりました。知力?学力?発想力?暗記力??
なんか、彼らがなにを持って頭がいいというのかも分からなかったし、何よりも違和感を感じたのは、その<頭がいい>ってのが、ヒトの至上最大の価値かのように持ち上げる(羨望アリ、嫉妬アリ、、、)のその場の雰囲気。 
えー なんでー。それってそんなに重要なこと?? 
そう本心から思い、違和感感じてやまない自分に、自分が一番驚きました。 高校の時は、私思いっきり学歴・偏差値偏重主義だったから・・・ 大学選ぶ時も、学部とか大学の特色とかより、とにかく少しでも偏差値の高いとこ入りたかったのです。あーもう今思えばなんともはずかしい話ですが。 でも人間、大切なのはそういうことじゃーないなぁ〜・・・と、大学生活4年間でゆっくり学んだ気がします。小学生の時とかよく「勉強ができるだけじゃだめ。」ってセリフ耳にしたものですが、その言葉の意味が、そのセリフを発した先生やら祖父母やらの思いが、20歳を過ぎてようやく分かった気がします。
そんな、自分の変化を改めて実感し、何か感慨深い夜でした。
 
・・・・・・以上、24歳まであと4ヶ月弱!のN・Sより。


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