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2004/09/14(火)
すべては再び新しい
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先週末,現実逃避をはかって街に繰りだした.おれはけっこう溜まりやすいので,こうゆう種類のヌキもたまには必要なのだ.
発作的に,映画を観に行こう!と思い立ち,最終日の『スチームボーイ』を観た.自分の誕生日を祝うという意図もあった(ちなみに去年は『座頭市』を発作的に観に行きました.さらにちなみに,3年前はアルカイダが計画的なショーをみせてくれました).
客の入りはまばらで,同年代の人間がほとんど.孫らしき2人をつれたおばあちゃんもいた.こどもたちは最初こそはしゃいでいたが,だんだん飽きてきたらしく静かになった.おばあちゃんははじめから映画には興味がなさそうだった. それでも,3人には「いっしょに映画を観に行った」という思い出は残っただろう.それをみていたおれにとっても、それは間違いなく現実だった.
現実から逃げるつもりだったのだが,またしても現実をつくりだしてしまった.
現実から逃げることはできないけれども,「現実逃避」というコトバにおれは助けられているのかもしれない.ただ気持ちいいだけかもしれないけれども,自慰という方法におれは助けられているのかもしれない.
(思いがけず火曜日の)m!jャー
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