スノーボードコラムセピア
どこかでなくしたあいつのアイツ
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2004/08/31(火) Is This It?
「Snoozer8月号増刊 The Essencial Disc Guide2004〜あなたのライフを変えるかもしれない300枚のレコード」という本を買った.
この本,僕はとても気に入っている.田中宗一郎って人の編集なんだけど,この人の書く文が良い.
「音楽を開拓していこう」っていう心を持った読者にとって,使いやすい構成になっている.「まあ結構抜けてるところもあるけど,だいたい今の気分だとオススメはこんな感じで,関連してこの辺聴いておけば?」みたいな感じ.毎年出していく予定らしく,非常にうれしい.

人にものを教えたり,薦めたりするのってわりと難しい.
その分野についての知識が,自分(教える側)と教わる側の間にどのくらい開きがあるのか,というところを見極めなければならない.その隔たりが大きすぎると会話が進まない.

例えば,小学生にドップラー効果を説明するときには,どうしても色々と端折って説明しないと終わらない.大切なところは伝わりにくい.
(もっと酷いのが,教わる方の態度が悪い場合.
「波長?わかんねーよ.つーかそんなこと知って意味あんの?」みたいな,無知で悪いか?の態度に出るパターン.
あるいは「物理?それは興味ないから.いいや.」みたいな,先入観をもって拒絶されるパターンもある.)

逆に,教わる方の知りたいことになかなか辿り着かない,まどろっこしい説明はうざい.くどい.「波というのはそもそも円運動を射影...」いつになったらドップラー効果に辿り着くのか,時間かかるし,ストレスたまる.
生の会話なら適当にお互い修正しつつ進行できる.一方で入門書や参考書みたいなものは,難しい.簡単すぎたら買う意味ないが,あまり高等でも読みこなせない.

その点冒頭に挙げたsnoozer8月号増刊は良い.僕の知識レベルを解ってる.最高.


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