|
2004/06/12(土)
お笑い飽和社会
|
|
|
ひどいね。ひどい。もう、ほんとひどいわ。 最近テレビがもう見てらんない。 近頃はどんな番組でもGEININがでてるでしょ? 若手(売れてない芸人の総称)がガンガンにテレビにでてきて、 お笑いブームといわれてるけど、質という点からするとがた落ちですよね。 北陽はドラマに出演し、ぱっくんまっくんはワイドショーでガラガラする。 川島なおみはワインを飲み、三宅さんはスポルトでなぜか関西弁の突っ込みを披露する。 チョコボール向井がタイーホされた今、あーゆー芸人達を見てると、彼らはスマップのコントで笑っちゃうんだろうなと、悲しい気持ちになります。
あと関係ないけど、CMもめっきりぐずぐず。笑いを狙ったものが多く見受けられます。ミムラとかジョージアとか見てらんない。外人の日本語のつたなさをネタにしたCMとかもあるけど、乱発されると怒りすら覚えますね。ガキ使ぐらいわらかしてくれればいいが、しょうもないせりふを言わせて、どうだ!?みたいな。死んでくれといいたい。欧米人への劣等感が卑屈に表現されてるようで、非常に不快です。 ああゆうのって、電通入ったKOboysが企画書書いて、これ面白いでしょ!?みたいに上司んとこ持ってって、それを見る上司もまた全くセンスは無いけど、若者の意見を理解しているみたいなツラで、いいねぇとか言って、それを見た製作会社が・・・・みたいに続いてくわけですよね。一連の過程で一人も面白い奴がいない、もしくは面白い奴の意見は黙殺されてしまうのだからこわいですよね。世の中つまんない奴だらけ。ダダーンとか、ダヴなら〜とか、パンチの効いた奴を作ってほしいです。
話を戻しますが、一番ダメだと思うのは普通のトークができないとこ。ネタはある程度好みだから言いませんけど、もう普通のしゃべりでアドリブきく奴らってほとんどいない。そういうの見ていると中堅以上の芸人てちゃんとしゃべれるなーて思う。
用意してきたネタは面白いんだけど喋りがダメ。 ミュージシャンもそうです。 曲はいいけど喋りがダメ。 ミュージシャンに喋りは必要ないので、ここではアドリブの演奏とします。じゃむるってやつね。 すげーいい歌作るのに「適当にやってみて」って言われると、もうダメ。 東京育ちhiphop生まれー みたいな。 でもいいんです。 だってミュージシャン達はそんなアドリブ見せる機会はないから。 せいぜいライブのつなぎとかでやって、「すげー」とか言われる位。 そうゆう人たちと曲だけ作る才能に秀でた人たちとはうまく住み分けがなされています。 ライブ等しないZARDはお笑いで言えばダンディです。 いや、あれはネタもだめか。んじゃマギー審治です。
途中で気づいたけどそうでもねぇな。 せっかく書いたのでけしません。
若手のコンビで喋りがダメな奴らの原因は、絶対に突っ込みのほうに原因があると思います。ボケって振られるまでしゃべれないじゃないですか。やたら自分の相方にばかりでかい声で突っ込んでみたり。ボケと同じようなことをしてみたり。突っ込みというのは、いかに相方を面白く見せるかという究極の自己犠牲の精神であると、いえますか?言えません。
突っ込みにはあらゆるものに突っ込んでやろうとする観察力と 見つけた突っ込みどころの中で一番面白い部分を見つけ出す洞察力、 そして言葉選びのセンスが要求されます。 それに対し、本来ボケというのは他者にあわせる必要は無く、しゃべりの場面では直感的にしゃべっていれば良いのです。 良い突っ込みが育たなくなったことは、 他人への興味がもてなくなり、幼い頃から利己的な発想を植えつけられた現代社会の、悲しい象徴なのかもしれません。
いい話だねぇ。
言い放しだねぇ。
代打ひかる。もといさとうよしのり
|
|
|