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2004/12/14(火)
刀 +
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田京さんのコラム「For Cyclists」(12.07) とても良いです. レーサー. エッジーです.侍です.
僕は一度一般道でMotorcycleにアタックされたことがあります. 国道4号で仙台市内を南下しているとき,前の250ccのレーサーのおっさんに左ウインカーを出しながら左手で「こっちの道に来いよ,おれについてこれるかい,坊や.」的ジェスチュアをされたことがあります.当然僕はシカトしました.
Motorcycleでアタックをかけるということは,マジで命かけることです. 僕は100km/hオーヴァーで知らない誰かとじゃれ合って遊ぶ気はありません.馬鹿げています.自分のペースで走っているだけで満足です. Motorcycleは八木山の上りでもMax 100km/hに到達します.これは人間の感覚でいうと危ないです.だから八木山上りでバトルは成立困難です.その点Bicycleの速度レンジは八木山の上りではそこまで出ないと思います(下りはクレイジー.よくあんな細いタイヤでリーンしながら下っていけるといつも驚嘆します).八木山上りでバトルが成立するなんて,どんなに素敵なことなんでしょうか.日常がレース.八木山最速伝説はCyclistsたちのものです. さらに,Bicycleは生身の人間のエネルゲイアで推進力を得るものゆえ,己の日頃の鍛錬の成果が明白に出ます.シンプルでかつ残酷な野生の弱肉強食な世界です.八木山というサバンナを駆ける獰猛な肉食Cyclists. 逆にMotorcycleなんてただの飛び道具.ガソリンを燃焼室に送るだけで馬鹿みたいに加速できます.上りならたとえカブでもフル加速すれば田京さんをチギれちゃいます. 今まで僕はMotorcycleを刀だと思っていました.しかしながらそんな飛び道具を駆っていても侍とは言えなません.侍は己の刀と剣術のみで一騎打ちの勝負するから美しい存在なのでしょう.人間のエネルゲイアの内燃機関としての Bicycleこそが真の刀であり,Cyclistsたちこそが現代の新撰組です.
メジャー
蛇足:TOEFL440点でした.無勉で臨んだので何の感興もありません. (12/15.wed)
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