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2004/12/13(月)
柳生のひろしです(意味なし)
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12日に書いてます。
ついに、ついにアレが始まりました。 『怒りのアフガン』が。 ダダダダダダダダダダ!ノーッ!!ノーウッ!!
いや、光のページェントが。 今日、別に見に行こうとしてたわけじゃない。たまたま、学校帰りに通っただけ。それなのにそれなのに、ヤツは無差別に僕に斬りつけたのです。
ヤツはカッポレという、強力にして残虐な子分たちを従えています。カッポレたちはケータイのカメラで光のエネルゲイアを吸収し、体温によって増幅されたラヴという光線を発射します。『マトリックス』のリーブスのモデルとなった僕は、もちろん、後ろに反りながら避けるわけです。それはいとも簡単です。なぜなら僕はナルシースという強力なバリアを持っているからです。ちなみに、「ナルシース」は敵の言葉を使っていえば「自己ラヴ」ということになると思われます。実は、ナルシースはラヴの本質的な構成要素なのですが、カッポレの間ではそのことを明確に表現することは、禁止されています。なぜなら彼らのいうところのラヴは、自己ラヴであることが明らかになると、崩壊するといった性質のものだからです。禁止されなくても誰も違反しない、といったほうが正確かもしれません。いや、違反しててもそれには気づかない、気づいてはならないのです。気づいたら僕の住んでいるこっちの世界に向かわざるを得ません。人類の種の保存のために、そのようなことはあってはならないのです。
さて、第一の攻撃であるラヴはかわすことができました。 でも、僕は致命的な傷を負います。なぜでしょう? それは、カッポレは僕にラヴ光線が効かないと気づくと、いとも簡単に攻撃をやめ、つぎに彼らはラヴのエネルゲイアを内側に向けるからです。実はこれが一番厄介です。ラヴのエネルゲイアはエネルゲイエに昇華し、カッポレは内部が高圧に維持される球体(リアル・ラヴ)を創りだします。こうなると僕は、攻撃することはできません。ちょっと触れただけで、ハイプレッシャーによる破裂が起こるかもしれないからです。攻撃ができないばかりか、いつ爆発するかわからない恐怖に、僕は急激に陥ります。「核の抑止力」みたいなものです。ちなみにここでいう「恐怖」とは、「独り身の男の劣等感」を意味します。僕は、何もできずに立ち尽くし、ひたすら精神的な致命傷を負い続けるのです。
余談ですが、内部で緊張状態にあるカッポレのエネルゲイエは、また場所を変えて放出されるわけです。でも、そのときは僕はもうそこにはいないので、被害をうけることはありません。ひと安心です。
そして、僕もまた場所をうつして、さきにいった「恐怖」をヒメミクス(ギリシャ神話にでてくる女神、お金を払うとより強力な「ヒメマクス」になる)の力で慰めるわけです。
……メソー・クソスマス…… ……すべてのつがいたちへ……ガクッ……
track1. automobile(lonely winter mix) remixed by the cold
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