スノーボードコラム
涙なしには語れない
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年2月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
最新の絵日記ダイジェスト
2006/12/17 半寒
2006/11/05 晩秋の夕暮れは(11/9)
2006/08/20 今から仙台行きます(8/19)
2006/07/09 新しい人たちへ(7/13)
2006/06/03 俺とおっさん

直接移動: 200612 11 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 月 

2006/02/26(日) センチメンタルジャーニー
非国際派・日本代表の名をほしいままにしているオレであるが、卒業旅行と称して分不相応にも海外とかに行くことになった。行き先は香港とアメリカで、どちらも英語圏なのだから(今の香港はどうか知らんけど)英語すなわちイングリッシュの能力が非常に要求されることになる。しかしオレの英語力は、中学生に毛が生えた程度、英会話力に至っては、なんだろう、NOVAやらECCやらに通ってる幼稚園児とかの方がよっぽどうまいこと喋るんじゃなかろうかというレベル。

そもそもオレは、あれがアメリカ人をアメリカ人たらしめていると言っても過言ではない「オーウ!」だの「ワーオ!」だの、そういうオーバーリアクションに対する拒否反応がすさまじく、どんなに頑張っても真顔でアレができるようにならないと思うのだ。誇り高き侍の末裔たる日本男児が、へらへら笑って「オーウ!」なんてのは、本来けしてやってはいけないことなのである(ウチの先祖は農民だけど)。

であるからして、そういう英語方面のことは同行者に任せる気満々で、当然のことながら英語は絶賛不勉強中である。

旅行の話と言えばもうひとつ、オレの中で、「社会人になったら働き蟻の如くこき使われ、一応それなりに金も貯まるだろうから、どうせなら学生の内に持ってた金は学生の内に残らず使いきってやろう」というのがあって、子ども時代からずーっと手付かずのまま置いといた定期預金を解約して、旅行代金に当てよう、と考えたのね。まあそんで、解約しようと思って通帳見たらもうこれが酷いのよ。定期には15万入ってたんだけど、預金開始時の利率が2.3%、つまり15万入れとけば3千ちょいくらいにはなるわけ。まあ、そんなに大きな額じゃないけど、あるとちょっと嬉しい、くらいではある。

で、その定期は3年で満期のプランなのでほうっておけば勝手に更新されるんだけど、その度にそのときの利率に切り替わるわけだ。まあ日本はそのころから不況であるのであまり文句も言えないんだけど、平成7年の預金開始時に2.3%あった利率が平成10年には0.3%、平成13年には0.13%、一番最近の更新だった平成16年に至っては0.04%だからね。これはあまりにもあまりだ。どれくらい 酷いかわかりやすく言うと、15万預けて、貰える利息が年60円。うまい棒6本ですよ。あ、消費税入れたら5本しか買えねー。仮に満期まで3年預けても180円。タバコ1箱買えない額。これじゃあ銀行に預ける意味がまったくない。自販機の釣り銭あさりでもやったほうがよっぽど金が貯まる。

まあちょっとやそっとじゃ下ろせない定期預金が、無駄遣いの抑止力になったことは確かなのでそういう意味では、多少役に立ったのかも。

そんなこんなで定期を解約し、金は無事手元にきたわけだけど、15万なんて大金を手にする機会なんて平民のオレにそうそうあるわけもなく、しかもきたのが全部連番のピン札で。もうすんごいアレがやりたくなった。主婦の80%がアリエールは他社の洗剤よりよく落ちると言ったかもしんないけど、ピン札の束を手にした人間の95%がやりたくなるであろうアレが。札で誰かの頬をひっぱたいて、その後床にバラまいて「拾え」とかいうやつ。

まあそんなくだらない遊びに付き合ってくれる友達もなく、しょうがないから自分で自分の頬をペシペシやってそのあと床にバラまこうかと思ったけど、拾ってるときに虚しくなりそうだったのでやっぱりやめた。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50421552.html

2006/02/12(日) グリコ、チヨコレイト、パイナツプル
しばらく間が空いてしまいましたが、またぼちぼちコラムを書こうと思います。これの前の空きの日曜もそのうち埋めるつもりです。まあ、少なくとも卒業して仙台を去るまでは一応書き続けていこうかと。

そんなこんなで、今、世間はバレンタイン一色だ。まあオリンピックとかやってるけど、そんなものはバレンタイン周辺の些事に過ぎない。上村愛子の手作りチョコ超欲しい。

個人的な話をさせてもらうなら、2、3年以上前のバレンタインデーなどオレにとっては氷河期以外の何物でもなく、もらえるチョコレートなど皆無に等しく、3月末に実家に帰ったときに、自分の部屋の机の上におかんがひと月以上前に置いたであろうそこそこ高級っぽいチョコレートを発見する、というのが唯一のバレンタインライフ、という感じだった。

去年やら今年は、同情チョコという喜んでいいやら嘆いていいやら良くわからない、義理チョコより微妙な代物をいくつか頂き、「バレンタイン チョコくれたのは おかんのみ」というサラリーマン川柳風の最悪の氷河期は一応回避できたような気配ではある。まあそれも多分今年までで、仙台を去ったのちは、東京砂漠において今より寒々しい氷河期に見舞われることは想像に難くないけど。

ところで誰に聞いたかは忘れたけど、最近の世の若い婦女子の間で「友チョコ」なる奇怪な風習が流行っているとかいないとか。うろ覚えなんであってるかどうかわからないけど、それによると仲のいい友達同士でちょっと高くておいしいチョコをあげ合うんだとか。なんだそりゃ。そんなの別にバレンタインにやんなくてもじゃなくていいじゃん。最早なんでもありか。菓子業界に踊らされすぎだよ。

でも、まあ、アレだ。そんなん言うならオレにも考えがある。というか今思いついた。もてない君に朗報だ。「友チョコ」があるなら、自分で自分にちょっといいチョコレートをあげる、というのがあってもいいじゃないか。名付けて「俺チョコ」だ。なんなら手作りしたっていい。誰にも愛されぬなら、せめて自分で自分を愛してあげよう、という壮大な愛の自給自足プロジェクト。これで来年以降のバレンタインもなんとかなるんじゃないか。東京砂漠、何するものぞ。

まあ、仮に実行したところで最終的に待っているのは、「バレンタイン チョコくれたのは 自分のみ」という悲劇なんだが。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50404899.html


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.