|
2006/01/08(日)
愚か者達のクリスマス−飛翔編−
|
|
|
Mission06 やまけん なかなかいい調子で進んで、ようやく少しテンションもあがってきた。この時点で1:30くらい。オレが一番元気な時間帯だ。次はやまけんの家に行き、ついでに連絡先のわからないやつの情報なども手に入れようと目論む。家の前にバイクがなかったので少し嫌な予感がしたのだが、めげずに部屋の前まで行きピンポン連打。少し待っても出てこないのでやっぱいないのか、と諦めて帰ろうとしたそのとき、ドアが開き、ほんの30秒前まで寝てましたといった感じの寝ぼけ顔でやまけんが出てきた。思えばやまけんは去年も寝ていて、オレらに叩き起こされたんだった。チェキには「毎年毎年お疲れ様です」と書いてくれたがこっちこそ毎年毎年叩き起こしてすいません。
Misson07 鈴木 次は誰よりも睡眠を重んじる男・鈴木。翌日は平日なのでまず起きてないだろう、そしてもし寝ていたらインターホンには絶対出てこないだろう。鈴木の家は豪邸でオートロックなので、本人がマンションのドアを開けてくれないと入れず、家のドアの前で叩き起こすというわけにはいかないのだ。大方の予想どおり、何回押してもインターホンには無反応で、携帯も電源が切られている。仕方ないのでハイテクマンションならではの荷物預けシステムにプレゼントをぶち込み帰ることに。彼へのプレゼントのイチゴキャップは2600円もするという話をよしのりから聞き、あまりの高さにぶち切れる。オレは金がねーんだよ!後日、鈴木からイチゴキャップをかぶった写真が送られてきた。確かに似合ってはいたが…
Mission08 キムケ キムケの家は台原のサイゼリヤの近くということはわかっていたのでとりあえずそこの駐車場へ。なんとかうまいこと呼び出すべく電話。 「もしもし」 「もしもしキムケ?太田です。この前スノーボードに行ったとき誰かがオレの車に忘れ物していったんだけど、キムケのじゃない?」 「その忘れ物って何ですか?」 「(やべっ、考えてなかった)ちょ、ちょっと待って、今車乗ってるんだけど、後ろからクラクション鳴らされたからもっかい掛け直すわ」 失敗。当然予想されて然るべき展開を読めておらず、自分の考えの至らなさに若干へこむ。1回失敗して相当やりにくくなったが、多分細矢の帽子がオレの車に忘れられてて、オレは明日実家に帰らなきゃいけないので預かってもらえないか、今君んちの近くにいるから持って行くわ、という信じられないほど強引な嘘を捻り出し、なんとか家の場所を聞き出し外に出てきてもらう。キムケの家は台原の大通りの横の坂の上にあり、彼はそこで待っていた。なんだか話を聞くと、あの電話がおかしいことはうすうす気付いていたっぽい。彼はサンタのことも元から知っていたらしいし。キムケも暇らしく、付いてくることに。キムケが仲間に加わった!
Mission09 かおり この辺りから雪が降ってきた。我々は恋人でもなければ家族でもないのでホワイトクリスマスに感動する心のゆとりなど微塵も持ち合わせていない。むしろ寒いし運転しづらいしで最悪だ。かおりの家は中山にあることはわかっていたが、未生がかなり前に行ったことがあるだけで、正確な場所を知っている人間はいなかったので、とりあえず未生に「今何してる?」というメールを送ってもらう。すると「家でサンタさん待ってる」というメールが帰ってきた。まさかばれてる?と一瞬焦るも、以前もかおりにサンタをしたことはないので、彼女のハイセンスなジョークだろうという結論に。とりあえず起きてて家に居るらしいことはわかったので、「オレと未生がデートしてたら中山付近で迷った。なので道を教えてくれ」「未生とオレがこっそり会ってたことは誰にも言わないで欲しい、口止め料にいいものあげるから家の場所を教えろ」といったキムケのときを上回る、全く筋の通らない苦しい嘘を駆使し、かおり家まで電話でナビをしてもらう。中山は坂ばかりで雪によるスリップが怖かったが迷いつつもなんとか辿り着き、家の外まで出てきてもらう。プレゼント(なんかエロい形した氷作る型)を渡し写真撮影。
Mission10 佐々木 かおり家の探索という難関を越えたことで、ようやく後半戦に入った。次の佐々木の住む松風寮へ。寮の住人は前回は大友、竹谷がいて大変だったが今回は佐々木1人なのでまあ楽だ。寮生共有の郵便受けをあさり部屋を割り出す。「佐々木さーん!佐々木さーん!」と連呼しながらドアを叩くと、「はーい」と完全に寝ていた声で返事。考えてみたら翌日は平日なので、みんな寝ていて当然なのだ。金と手間を使ってみんなに迷惑を掛けて回る、というこのイベントをしみじみ疑問に思う。プレゼント進呈と写真撮影。聞けば数時間前まで竹谷がいて飲んでたらしい。なんというもったいないニアミス。最初の躓きがなければここで済ませられたかも知れなかったのに。
Mission 11 奈津子さん この時点で奈津子さんはどうやら実家にいるらしいということがわかっていたので、家の前にプレゼントと写真を置いてくるだけだ。前年の奈津子さんのリアクションはトップクラスの素晴らしさ(ビックリしすぎて腰を抜かす→大歓迎)だったので残念といえば残念。ここではよしのりがいろいろ言葉では説明しがたい動きをしている際にプレゼントに踵落としを食らわせ破壊するというアクシデントがあった。プレゼントはパンダのおもちゃで、壊れたら使い物にならないやつなのでさぞかしがっかりするだろう、しかしこのダメさもある意味糞サンタらしさ、と強引に納得したりしたのだが、住人に盗まれたのか、あまりのゴミっぽさに管理人に捨てられたのか、奈津子さんが翌日帰宅したときにはもうそこにプレゼントはなくなっていたらしい。実に無念だ。(続く) オタ http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50379117.html
|
|
|