スノーボードコラム
涙なしには語れない
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2005/12/25(日) 愚か者達のクリスマス−始動編−
またまたサンタをやることになった。言い出しっぺはもちろんあの男、よしのりだ。

オレははっきり言って今回はもうやらなくていいんじゃないか、と思っていた。もう3回目でサプライズは大して望めないし、身体的、金銭的な負担も結構なものだ。しかしよしのりが、わざわざそのためだけに仙台に来ると言っているのにオレが金がどうのこうの言うのはいかにもケチっぽかったし、オレも今年学生最後だし、まあ、しゃあねえ、付き合ってやっか、と半ばヤケクソ気味に承諾した。

メンバーは前年と同じ学、櫻井。スカイプというインターネットで複数人会話ができる便利ツールを使って打ち合わせ。前回非常に大変だった山形行きは今回は泣く泣く割愛、1年生も行ってたらキリがないので割愛、2年以上のサークル民17人をターゲットに「押しかけサンタ2005」を敢行することに相成った。例年24日に行なってきたこのイベントだが、よしのりが予備校、櫻井は学校があるため今回は25日にやることになった。まあ24日はもしかしたら慣れたサークル民に「来るかも」と思われているかもしれないし、そういう意味では好都合なんじゃなかろうか、と。

ただ、オレは当日どうしても2005年の締めくくりとして有馬記念の馬券を買いに福島競馬場まで行かなければならなかったので、昼間はよしのりたち3人に買い物をしてもらい、夜プレゼントを配る段階から合流することにした。

昼、福島に向かう車の中でよしのりから電話。
「サンタ1人殉職しました」
「は?どういうこと?」
「いや、なんか櫻井は絵梨子と過ごすからサンタに来れなくなったって」
「ありえねえ」
ちょっと、いや、そこそこ、いや、かなりムッとしたがまあ仕方ない。よく考えればこうなる可能性は元々高かったのだ。幸いプレゼントの買い物までは付き合ってくれるらしい。

その後福島競馬場にて有馬記念を観戦。無敗の三冠馬ディープインパクトが敗れるという波乱があり、オレの10000円分の馬券は紙屑になり夢は虚空に散った。がっくりうなだれつつ仙台に戻ろうとするオレによしのりから電話。
「競馬は?」
「負けたよ」
「マジで?そんなときに悪いんだけど、悲しいお知らせです」
「何?」
「学が風邪ひいたっぽくて、具合悪くて来れないかもしれない」
「ありえねえ」
そういえば学はその前々日くらいから体調が悪いようなことを言っていた。こればかりは仕方ないことなので責めることはできないが、何もこのタイミングで…

度重なるリタイヤに競馬の負けなどが加わり、オレのテンションは自分の家の前にウンコが落ちているの発見したときに匹敵する勢いで下がり、機嫌は非常に悪くなった。

まあしかしそんなことを言っていても始まらないので高速道路を使って仙台に帰る。仙台に戻ってよしのりに連絡をするとまだ買い物は終わっていないらしい。高速まで使って急いで帰ってきたのに話が違う。前年は配り終えたのが朝8時を過ぎていたので、今回は早く始めて早く終えよう、と話していたのだ。

19時前に街中に行きよしのりと合流する。合流してからも彼のプレゼントの「こだわり」を満たすためいろいろな場所に行かされ、またさらにオレの機嫌が悪くなる。これじゃあ当初の20時から配り始めようという予定は不可能だ。

彼もオレに対して申し訳ないという気持ちがあるようで、そして何よりオレが完全にぶち切れて「もうサンタやめた」と言い出すのを恐れているようで、「すいません、ホントすいません」と何回も言っていた。

とりあえず一息ついて、一旦オレのムカつきをおさめようと農学部近くの夢庵で晩飯を食うことに。ここは前年も配る前に食った場所だ。入店すると奇しくも席まで同じだった。頼んだ飯が来るまでの時間などを使い、プレゼントに添付する手紙を書くことにする。これは今となっては誰に何を書いたかあまり思い出せないが、急いで書いていたので本当に酷いクオリティだったと思う。少なくともオレの書いた部分は、「ああ、こいつはなんか面白いことを書こうとしてるんだな、全く面白くないけど」ってくらいのレベル。結局飯を食い終わってからもしばらく掛かって手紙を書き終え、22時過ぎにようやく出発。

よしのりはあらかじめ買っておいたサンタ衣装(女用)に着替える。ミニスカートが寒いらしく、紺のモモヒキを穿いている。男用のサンタ服は売り切れだったのでオレは前年の遺産であるサンタ帽のみで勝負することに。

記念すべきファーストターゲットは未生にすることに。彼女にしたのはいくつかの理由があった。まず間違いなく家に居ると思われたこと、オレ達が連絡先や家を知らないこれから回るやつらの情報を持っていそうなこと、そしてサンタの仲間に加わって付いてきてくれる可能性が高いこと。3つ目の理由が結構重要だった。オレとよしのりだけではウスラ哀しいだけでなく、方針の違いから決裂し殺伐とした空気になる可能性を孕んでいたので、緩衝材となりうる3人目のメンバーはなるべく早く獲得しておきたかったのだ。

ところが我々の「まず間違いなく家に居る」という予想を軽く裏切り、ベランダの窓のカーテン越しに見る未生の部屋は真っ暗で人の気配はなかった。寝ているかも、という一縷の望みを託しインターホンを鳴らし、宅電に掛けても出る気配はない。よしのり曰くこの企画は「サプライズが命」なので居ない可能性が高いやつの携帯に掛けてサンタを感づかれるのは避けたかった。

失意のどん底で未生家をあとにする。次のターゲットは奈津子さんにすることにした。理由は奈津子家が未生家からまあまあ近いこと、奈津子さんならテンション高く迎えてくれて、冷え切った我々の心を温めてくれるであろうこと、だった。しかしまたしても我々に立ちはだかった現実は容赦ない「留守」の2文字。いよいよもって進退ここに窮まれり、という状況になり、最後の手を使わざるを得なくなった。まあでもこのお話的には長い前置きが終わりようやく「押しかけサンタ」が始まるのだ。(続く)
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50379112.html

2005/12/24(土) 贈り者
無冠の3敗馬・ディープインパク知

「去る12月25日、仙台ではサンタを乗せた松風が走り回ったとか回らなかったとか。詳細は大田さんタのコラムでアップップされることと思います。私のほうからは少しプレゼントについてコメントさせていただこうと思います。」さんた


お風呂NO.1 潜水士のおもちゃ(エリコ)
長風呂派ということで、実用的なものを。何時間でも入っていられるほどの楽しさ。陸上での動きも秀逸。

ドラマNO.1 絵本(ヨシコ)
静と動のコントラストが見事な作品。子供には激烈。

メルヘンNO.1 ムーミン名言集(ミオ)
現代人が忘れかけた何かを思い出させる一冊。ミオ家に来た人はマスターして帰ってほしい。パンケーキにジャムを塗って食べる人が悪人であるはずがありません。 

カラーNO.1 マスクマン人形(エンド)
芸術性と安物感が同居するマント。1点ものならではの製作過程の汚れ。そして何より日本人の発想にない下半身のタイツの色使い。オブジェとして究極の域に達していることは疑いようがない。

癒し系NO.1 おしゃぶり(ポク)
音が出るタイプ。これをくわえるポクの姿は皆さんを癒すのみならず萌えさせる。加藤さん(とその彼女)の変なプレイに使われなかったか心配。

おしゃれNO.1 おしゃれ手帖4巻(中川)
いまいち押しの作品、おしゃれ手帖。中川から借りてみんなぜひよんでください。そして中川は人気者になってください。

ギリギリNO.1 ホットパンツ&アームウォーマーとゴーグル(山犬)
この夏間違いないデニムの切りっぱなしホットパンツに同じくデニムの切りっぱなしアームウォーマーを添えて。千代子にギターを持たせれば簡単にBz気分に。店員のすそあげいたしますか?に首を振り、自分で切るからはさみを貸してくれと。目の前で商品を台無しにされる気分はどうだったんでしょうか。ごーぐるもうなくすなよ!

被り物NO.1 イチゴ(鈴木)
絶対に似合うと思い泣く泣く購入した、今年最高値のイチゴ。あとでしゃめ送ってもらったが、やはりかってよかた。

エロスNO.1 製氷機(カオリ)
夜の蝶・かおりにふさわしい逸品。とはいえ、言うほどエロくない、というか、食べ方に期待。

実用性NO.1 家(キムケ)
実家暮らしの彼に一人暮らしをしてもらうために。実家ではできなかったあんなことやこんなことを思う存分この家の中でやってほしい。早速家具などの購入を考えているようでした。

武器NO.1 二刀流(佐々木)
なんと鞘つき。恐ろしい手作り感。カズヨのサーベルと対戦してほしい。

残念NO.1 (奈津子)
不在のため家の前においてたらなくなっていたらしい。天然物・本真珠の8mm球ピアスでした。

本当は確実にいらないであろうパンダのおもちゃを、さらに写真撮影の際に破損させていました。盗んだ(捨てた?)奴も後悔しているかと。

うんこNO.1 灰皿(竹谷)
彼にとってこれ以上ない逸品。肉食タイプで色味もばっちりであった。

本年度NO.1 ハンガー(マノ)
他の方々には非常に申し訳ないが、今回の1番のプレゼントはこれ。複雑な猫の表情。左利き用のアシンメトリーなフォルム。躍動感あふれるしっぽ。足しても引いてもいけない、絶妙なバランスは抜群。オブジェ又はヌンチャク(武田鉄也)としてもお使いください。

スポーティーNO.1 バスケットゴール(田京)
ごみを捨てるという何の楽しみもない行為に遊び心を加えた。バスケ部出身の田京にぴったりかと思いきや、部屋がきれい過ぎて使えそうな場所はなかった。

ワールドNO.1 絵本と煮込みハンバーグ(学ぶ)
若かりしころ地理王であった彼に、あのころを思い出してという意味を込めて。愛情の詰まったハンバーグと共に。

もらって困るNO.1 ちょうちん(メジャー)
めじゃの無機質な部屋に彩を添える。華やかな赤は彼に欠けているものをきっとおしえてくれるだろう。

くし(長尾)
彼が鎖骨を折ったと聞いて、真っ先に決定したプレゼント。であるはずもなく、石田純一に似てる=おしゃれ=くし?といった、ぼんやりとした発想から決定された。つかってほしい。

グローバルNO.1 パスポート(坂下)
旅券と避妊具、両方の機能を備えている。海外旅行と性交という、彼がもっとも愛する行為の役に立てばと思い決定。


いい子にしていれば来年も来ると思います。靴下をつるしておきましょう。

さんた

2005/12/18(日) 家族deメール
(今回のコラムはパソコンかdocomoの携帯じゃないとちゃんと見れないかも)

なんか少し前にサークル1年女子のうら若きお嬢さん方からオレのコラムに対して賛辞のメールを頂きまして。ちょっと褒めすぎだろってくらいの内容でなんだか申し訳ないくらいだったけど、嬉しかったです。まあそれはいいんですけど、そのメールがもう若い若い。絵文字がこれでもかってくらいに使われてまして、携帯の画面がものすごくカラフルになる。なんかもうびっくりマーク(!)が2個くっついた絵文字を2個立て続けに使ってたりで、つまり1文にびっくりマーク4つですよ。どんだけ強調したいのって話。

まあでもこういう華やかなメールっていうのは若い女子の特権といいますか、キャラがよく表れてていいと思います。オレみたいなおっさんが使ったら気持ち悪いことこの上ないけど。

と思ったらいたわ。カラフルな絵文字メールを送ってくるおっさんが。オレみたいな若者とおっさんの狭間にいる人間ではなく正真正銘のおっさん。しかも身近に。哀しいかな、オレの父です。

オレの親父のメールといったらもうキモイの一言ですよ。元気かな?とか聞いてくる文でもこの「?」が絵文字のやつなのね。そんでなんかもう文末に使うだけじゃ飽き足らず「メール」をメールの絵文字、「新幹線」を新幹線の絵文字とかで表現すんの。もうマジやめてって感じだわ。

だからメール来るとこんな感じ。

『元気かな!?父さんは元気だよ!!今度帰ってくるときはどうするのかな。[*新幹線*]かな?[*車(RV)*]かな?出発前に[*メール*]ください。気をつけて帰ってきてね!!
[*野球*]武幸[*雪*]

お前は女子高生か!それに普段そんなキャラじゃないだろ。何その口調。マジやめてくれ。まあ署名とかつけてる辺りが若者になりきれてない感まるだしですが。

おかんの方がよっぽどまともなメール送ってきます。絵文字機能を使いこなせてないという説もありますが。

まあそんな感じで父にはそういうメールをやめて欲しいのですが、彼もいろいろ傷つきやすいお年頃だから、と気を遣ってしまい未だに言えずにいます。そのうちエスカレートして『イ士送レ)振レ)込ωT=〃∋★実家レニレ£レヽ⊃帰ッτ<ゑσ?(仕送り振り込んだよ。いつ実家に帰ってくるの?)』なんていうギャル文字を使ってくるんじゃないかと今から心配でなりません。

あと余談ですが、親からの情報によるとウチの祖母・幸子(82)が先日携帯デビューしたみたいです。というわけで早速メールしてみたんですが1週間経った今も返事は帰ってきません。いきなりメールの返信を求めるのはハードルが高すぎたのでしょうか。
オタ

2005/12/17(土) 手をつなごう 誓いのために
前回までのあらすじ
3年ぶりに連絡を取ったみゆきと、二人のいつもの場所での再会を約束をしたケンジであったが、ドンキホーテとびっくりドンキーを間違えてしまう。そしてドンキホーテについてみると、そこにはドンキホーテの歌のハングルバージョンを口ずさむヒロミの姿が。。。ケンジはとっさに気づかぬ振りをするが、「キュッキュキュキュー」と別の店の歌をくちづさんでしまい、ヒロミに気づかれてしまうのだった・・・

ローの試験がアレしてしまったので、意表をついてコラムでも書いてみようと思う。とはいえ、最近の僕が語れることといえば、浅田真央ファンは安藤美姫ファンよりも犯罪のにおいがする、ということくらいだ。料理研究家でもある太田カズヨ氏によれば、「ネタがないなら思い出を語れ!同情するなら逃げ遅れ!」とのことなので、昔の話を書いたり書かなかったり、そう、書いたり書かなかったりしてみようと私は思うのだ。

まあどうでもいい話なんだけど(枕言葉)、最近カズがでてるのを見てふと思い出したことを書きます。
高校3年生のときに球技大会というものがあった。いや3年間あったけど。いまでこそ、「運動神経はないが筋力はまあある」というレッテルを貼られているおれだが、高校のころは「運動神経はなく筋力はないがめがね」と評判の男であった。そんな僕は、部活以外の競技はからっきし〜だよ3級品 だったわけで、そんな中でもサッカーは結構好きすきすきすきすきすきだった。たぶんクラスの中ではましなほう。なぜならみんなバスケしてたから。
そんで、その球技大会にももちろんサッカーはあるわけです。なんだ、その、あれです。ヒーローになるのはここしかないと。選手宣誓して軽すべりしたおれが卍解するにはここしかないと。そう思ってのぞんだわけですが、まあいつもの調子で当日はきっちり雨。中止です。

そんでも中止にするわけにはいかない、何とかやってもらおうと思ったんですが。学校行事って性都会や生徒会とかが運営するじゃないですか。もうなんつーか性と快とかやっちゃう人って8割方使えないじゃない。いや個人的な感想ですけど。特に生徒会長なんてのは、めがねかけててくちがアヒル口でいつもニヤニヤしてて職員室の前を通るときは必ず教科書を持ってていつも左耳触りながら「ィヨ、よしのりくんはセ、センター何点だったの僕は〇〇〇点だったけど」っつって推薦で大学入った途端に麻雀の自慢話してくるようなやつばっかりじゃないですか。いや、あくまで想像ですけどね。俺の高校の奴もまったくその通りの奴で。屋内でサッカーやってっつってもやってくれそうにない。

そこで、僕らは立ち上がったわけですよ。サッカーやりたい奴が2、30人集まって団体交渉すべく終結しました。今の俺たちは翼君よりもロベルトよりSGGKよりもサッカーを愛している、ぼーるは友達以上恋人未満だ、ですよ。標的は実質的な権限を持つ生徒会顧問の岩淵。僕らは手を取り合って歩きだしました。

古来から、ストライキにはシュプレヒコール、スプライトよりはファンタグレープと決まっております。僕らが歩を進めていくうちにどこからともなく合言葉が聞こえてきました。
「・・・す出せー。ロッペッス出せー。ロッペッス出せー!」
当時、ワールドカップフランス大会で、日本代表の呂比須ワグナー選手が活躍していたことは周知の事実ですが、岩手の県立高校でロペス待望論が出た理由はなぞです。
なんにせよ、巨大化した群れは獲物である岩淵を取り囲みました。勝利を確信した僕らは高らかに雄たけびを上げました
「ロペス、ロペス、ロペス、ロペス、ワーーー・・・」


『こんなことしてなんになる!!』 おこられました。


まあそんなこんなで開催にこぎつけたサッカーであったが、わが3年B組は1回戦で早々と姿をけすことになるのだ。ちなみにこのとき絶好のシュートをスカしたことは「一人で思い出して恥ずかしさのあまり声が出る思い出」として僕の胸に今もキラめいている。

ペスノリ

2005/12/11(日) MMプレイ
光のページェントの点灯式に行ってきた。見に行ったのは12/12なので書いてる日(12/21)からは1週間以上前の話なのだが。感想は某所に書いた文を転載すると、

「初日だしもっと、それこそ道路に人があふれて歩けないほどに混んでるかと思いきやそうでもなかった。まあ毎日やってるもんだしこんなもんなのかもしれない。思ったほどのカップル比率ではないのでやや安心。

点灯の瞬間はちょっと歓声があがっていた。うかつにもデジカメを忘れてしまったのが悔やまれる。せめてもと携帯のカメラで撮影。定禅寺通りの中央分離帯の公園的なアレを歩く。考えてみたらここをちゃんと歩くのは初めてだ。光のトンネルの気分。やはり結構綺麗だ。もっと光の密度が濃いといいんだが。

綺麗ではあるのだが少し歩くとなんだかもう飽きてきた。見ていて特に変化があるわけでもないしそんなに長いこと見ているもんでもないのかも。」

という感じ。手抜きですんません。

そんでまあそのあと飯とか食って、することがなくなってメイドカフェに行くことになった。っていうかオレが行こうって言ったのだが。前に一度行く計画があったのだがそのときは悪天候で順延、という形になったのでそのリベンジで。メンツは学、奈津子さん、エリコ、そしてオレ(名前出しちゃってごめんよ)。

行くことになったのが突然だったので場所とかは当然わからず、国分町交番で聞くことに。学が聞くとあっさり教えてくれたらしい。警官が普通に知ってるってことはやはり需要というか問い合わせが頻繁にあるのだろうか。

目的の店『ラ・メイプル』は国分町通り沿いのボロいビルの4階にあった。その階にはこの店しかなく、逃げ場がない感じ。店のドアの横には在籍のメイドの名前と写真が載せてある。その写真があまりにきっついのね。ストレートな表現でいうと大半が不美人。なので入り口前で4人でヒソヒソ「どうする?どうする?」などと相談していたら店のドアがパーンと開いて、

「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様!!」

と店員に言われてしまった。もう逃げられない。本当にメイド服を着ている。そして「ご主人様、お嬢様」。メイドカフェなので当たり前といえば当たり前なのだが。

ちょっと怖気づきながら中に入ると店内は思い切り昔はキャバクラでしたという雰囲気。流行に敏感な経営者がいち早く華麗な転身を決めたのだろうか。メイドはフロア全体で5人くらいいるようだ。

メニューは酒からソフトドリンクまで一通り揃っている。値段はやや高めだがこれがメイド料金分なのだろうか。メニューはちょっと頼むのが恥ずかしい可愛げなものや、「ココアッガイ」「ザクレロカレー」などオタクの心をつかみそうなものまでいろいろ(ザクレロ、アッガイはガンダムに出てくる)。

4人とも無難にソフトドリンクを注文。メイド店員の一人は強いて文字で表現するなら「舌足らずな鼻声」というようなもので喋る。完全にキャラに入りきっているようだ。全く「萌え〜」とならないのはその店員のビジュアルのせいだろうか。別の店員はまだ入って日が浅いのか知らないがこういうメイドキャラに抵抗があるらしく、必要以上に硬い表情になっていてああいうのはかえってよくないなと思った。

「コーヒーに砂糖をいくつお入れしますか、ご主人様」とかいうやりとりや、備え付けの黒ひげ危機一発でメイドと遊んだり、と心温まる交流をしていたら、5、6人の見た感じ40過ぎのおっさんの団体が入ってきた。なんかすごくイタイ人々に見える。オレらも人のこと言えた義理じゃないがこっちは男女混合だしまあまあ若いので向こうよりはマシだろう。おっさんたちは酔っているらしく、変にテンションが上がっているのやら、照れが先行して無駄に遠慮がちなのまでいろいろいた。それを見ていたら「メイドカフェにおける正しい態度」について考えてしまった。「やたら興奮」、「普段のまま」、「必要以上に恐縮」くらいが選択肢だろうか。あと「ご主人様になりきる」とか。オレは「恐縮」タイプだったが。

みんな注文は最初のドリンクだけであとは水を飲んでいたのだが、オレは目の前にある飲食物は特に欲していなくても飲んだり食ったりしてしまう習性があるので、どんどん水を消費してしまい、「水をおつぎします、ご主人様」「あ、どうもすいません」というやりとりが5、6回あり、なんだか申し訳ない気分になる。

結局なんだかんだで2時間くらい居てしまった。その間にカップルや20代後半くらいのオタクくさいやつらの団体(メイドと腕相撲とかやってた。有料オプションだろうか)などが来店していたが店自体はそんなに大流行りというわけでもないようだった。

オレらももちろんそうだが、殆どの客が「試しに一回来てみた」という感じで、リピーターっていうのはあまりいないんじゃなかろうか。そんでウチらみたくソフトドリンク1杯で長時間粘る客(会計は4人で2400円)ばかりだと、キャバクラやってたほうが店的にはよっぽど儲かるんじゃないかなあ。

帰り際、メイドさんはエレベーターのところまでわざわざ送ってくれた。「またのご帰宅お待ちしております、ご主人様お嬢様」という「帰宅」なのに「また」というちょっとおかしな挨拶を「果たしてオレは再びここに『帰宅』することがあるのだろうか、そのときまでこの店は残っているだろうか」と若干複雑な気分で聞いていた。

まあ結論としては、全体的には結構楽しかったんで行ったことない人は話のタネに一回くらい行ってもいいんじゃないだろうか、と。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50352023.html

2005/12/10(土) 鬱は
アンケート;あなたのBサイズを教えてください。
アキコ B 86 W・・・・
ゲン  B 29 W・・・
ヒロミ B 21スペシャル w・・・

ヨEヨEヨEヨEヨEヨEヨE

最近、というか結構前の話になるのだが、予備校のクラスで飲み会みたいのがあった。そこそこできる人とオトモダチニなって、ゼミを組みたかった俺は納豆味噌汁コンボで費用を捻出し、意気揚々と腐海の地に足を踏み入れた。

そもそもこの飲みは講師(50位)がやろうっていって行われたわけですが、この講師ってのは受験界でも結構有名な人で、授業中の雑談からも相当稼いでいるのが伺える。「この間1億5千万入った通帳を家の中でなくしてしまいまして…」みたいな。っていってもそんないやみな感じの雰囲気はなくて、いつもニコニコしてて、受験生の親身になって話を聞いてくれるってかんじ。
そう思ってたんですが。なんか、散々稼いでるって話してた割には差し入れのワイン1本以外は余分に出すつもりはないみたいだし、女の子が近くにいるとニコニコして話し出すわりにはチンコ族には冷たいし、今年の受講生は例年に比してレベルが低いってことを遠まわしに伝えようとしてくるしで、若干がっかりした。やはり年をとると金と女への執着は隠し切れないのだなと。やっとつかんだマニー そしていただくハニー 的な。俺の主食はマロニー 的な。

まあそんなウェカピポを横目で見ながらお友達探しをつづけたわけだけど。軽く自己紹介の後、話の流れで、大学生だという向かいの男にどこ大か聞くと「言いたくありません。」と。
『あ、そうですか、いやべつにいいんですけど。』
「あなたはどこ大なんですか?」
『あ、おれは地方から来たんですが、東北大ってとこです。』
「!あーー。地方なんですかー。俺は東洋大です。」
関東での東北大の知名度というか評価の低さは前にも書いたと思うのでまあいいんだけど、こいつの器の小ささといったらまあ!自分の大学名言ったらなめられるっていう部分もさることながら、自分レベル(彼の中では)の大学の奴になら言ってもいいというその浅ましさたるや、おお!
彼の器がコーヒーに入れるミルク程度であることを確信しつつ、ミル君の隣に座り、仲良さげにはなす大学生に、キミも?と聞くと、
「違います!まさか、違いますよ!早稲田です早稲田」
彼には偏差値の分、器をヤクルトと認定してあげようと思った。

他にも、政治家秘書をアピールして大学生相手に名刺を配りまくるおっさん、「東大生キモーイ」を連発する見目麗しくない主婦のおばさん、サトちゃん今度キャバクラ(キャバレークラブ)行こうよーと肩を組んでくるベテラン受験生など、愉快な面々ばかりでとてもたのしかった。各自の器・バケツリレーで消火活動すれば、マッチ2本くらいなら消せるかもしれないと思った。

もうほんと楽しすぎて、会の途中から会話する気力がどんどん萎え、自分がこの人たちと一緒なんだと思うと、これは涙じゃない、汗だよ、又はカウパーだよという気分になった。まあ現状を打開しない限り僕の未来に栄光はないのだ。ここから抜け出せばジョアサイズの僕の器もビン牛乳ぐらいにはなろうて。

マニー ハニー ヨシノリー

2005/12/04(日) The Place of Light
オレが仙台に来て6度目の冬がやってきやがりました。これまでの5回の冬に行われた「怒りのアフガン((C)automobike)」こと光のページェントですが、オレは1回もちゃんと見たことがありません。あるときは無関心を装い、あるときは怒りと妬みを顕わにし、その存在を避けてきました。そりゃあ仙台っ子ですから国分町に行くときにチラッと見たりしたことはあるけども、そのイルミネーションと正面から向き合いマジマジと見つめたことはないのです。

でも、花火然り、夜景然り、元々オレはああいう光り物に目がないのですよ。じゃあなんで避けていたのかというとそれは言わずもがな、イルミネーションに正の走性をもつ「カッポレ((C)automobike)」という2人1組の生物によって大きな群集が形成されている場所に行くとまあやはりいろいろと精神衛生上よろしくないのです。詳しくは2004/12/13のセピアを読んで下さい。

でも今年はページェント20周年だかで電球の数が過去最大だとかで、またオレにとって仙台最後の年ということもあり、これはもう見に行くべきだろう、と。案ずることはない、オレはケヤキに付けられた電球を見に行くのだ、上を見ていれば視界に不快なものも入っては来ないはずだ。

よりによって最も多くのカップルが集まるであろう点灯式を見に行くことに。傍若無人なカップル共にオレの心が激しい攻撃に曝されることが予想されますが、「退かぬ、媚びぬ、省みぬ!」というラオウの精神で乗り切る所存です。でももし、攻撃に屈してオレの心が折れてしまったとき、愛馬「黒王号」ことダイハツアトレーがオレを助けに来てくれるかも知れません。点灯式翌日の河北新報に「光のページェントに軽自動車突っ込む」という記事が出たらオレのことを思い出していただければ幸いです。
##

あんまりこういうこと書くと本気にされて警察とかに怒られるかもなあ。前にそういうのあったし。まあ点灯式自体は普通に綺麗だと思うので楽しみです。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50337207.html


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