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2005/10/24(月)
小原学という男
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ロッテがパ・リーグ優勝を決めた瞬間、たくさんの人から祝福のメール、電話が来た。 とても嬉しかった。 その中の一人、高校の野球部の同期で、俺と二遊間を組んでいた男が、ブログに俺のことを書いているので紹介する。
以下、ブログ本文のコピペ
----------------------------------------------------------- ロッテ優勝
小原学という男がいる。 高校時代にオレと二遊間を組んでいた男だ。 ちなみにとくまるはサードかファーストだったがそれは本文とは何の関係も無い。 小原の「韓流四天王イ・スンヨプ」という発言はあまりに有名だ。 ちなみに千葉では韓流四天王といえば「イ・スンヨプ、アン・ジョンファン、ウ・ソンビン、テン・シンハン」の4人である。
この小原という男、熱狂的なロッテファンだ。 余談だがパ・リーグのチームのファンっておかしなヤツが多い気がする。 なんせ地上波では滅多に中継されないしラジオでも熱狂的で変質的な西武贔屓の放送しかない。圧倒的に露出も情報量が少ないし人気も無い。ファンになる要素がほとんど無い。ちょっと前なら関東だったら西武、日本ハムより巨人、関西だったら近鉄、オリックスより阪神というヤツがほとんどじゃねーか? 中学校の時に熱狂的な日ハムファンがいてウィンタースをバカにすると本気でキレるヤツがいた。 ちなみにオレは熱狂的で変質的な西武ファンだ。
それでも小原のファンぶりには負ける。 ロッテファンにはそもそも熱狂的なファンが多い。 マリンスタジアムに試合を見に行くと球界一統率が取れていて熱い応援のロッテファンと熱狂的とは程遠く球界一やる気のない西武ファンが対照的だ。 さすがヤンキーと落花生の名産地・千葉だ。
さてロッテが31年ぶりに優勝した。 オレは小原に「小原監督、就任一年目での優勝おめでとう!」とメールを送った。
小原からの返信。 「ありがとう!想像を絶する感動だ。涙が止まらない。」
オレはウケタ。 そして軽く感動した。 アイツはマジで泣いている。
どんなに弱くても負け続けてもそれでも応援し続ける。 勝った時は喜び、負ければ怒る。 それがファンだ。 98年にロッテが18連敗した時にもロッテファンはライトスタンドで 「俺たちの誇り 千葉マリーンズ どんな時も俺達が ついてるぜ」 と歌い続けた。 ちなみにその18連敗目を喫した時の先発が黒木で、2点リードの9回2死1塁、あと一人抑えれば勝ちというところで同点ツーランを浴びてマウンドで泣き崩れたという話はあまりにも有名だ。オレはその時の映像で泣いた。ちなみに打ったのはオリックス・プリアム。ちなみにその日、ロッテ・フランコは腰痛でスタメン落ち。だがそれはどうでもいい。 ファンは優勝の感動を自分のことのように喜び、選手に感謝する。 選手もファンと喜びを分かち合う。
小原みたいなファンがいるからこそ日本のプロ野球は成り立っている。 「たかがファン」がいなくなったらプロ野球選手は需要の無いキリギリスだ。
プロ野球はオーナーのものではない。
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