スノーボードコラム
涙なしには語れない
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2005/10/30(日) キミにもらう温かいぬくもり
布団乾燥機なんてものは多分主婦の「通販で買ったけど使わないものランキング」とかで上位入賞確実って感じだけど、オレは結構重宝している。

ウチにはちゃんとしたベランダが無くて布団をちゃんと干せないっていうので実家からわざわざもってきたんだけど、近頃は専ら「リアルタイムで布団を温めながら寝る」という用途で使っている。この方法は数年前にインフルエンザに罹ったときに、熱が40℃を越えて家中の布団を総動員しても寒い、このままじゃ死んでしまうって状況になったときに、この布団乾燥機の熱風を布団の中に送り込んでみたらかなり温かくて命拾いした、という涙なしには語れないエピソードとともに開発されたものだ。

まあ「最初っから布団温めておけばいいじゃない。パンがなかったらパンケーキにジャムを塗って食べればいいじゃない」という指摘が聞こえてきそうだけど、オレはそんな計画的な男ではないので、冬における、いざ寝る段階になって布団が冷たくて寝れないようママ、という状況を打破してくれる心強い味方なのだ。まあ言ってしまえば電気毛布を持ってないからその代用ってだけなのだが。

ただごく最近になってこの布団乾燥機の「布団乾燥」、「布団温め」に次ぐ「第3の用途」が発見された。これは電気毛布にはない機能だろう。写真を見てもらえばわかるのだが、この旧式でいささか大きすぎるボディには送風のためのパイプが付いているのだが、寝るときに戯れにこのパイプの先をつかんでみたら、なんか人の手を握ってる感触にちょっと似てる、ということが発覚した。なんというか、さながら隣りに寝ている彼女と手をつないでいるかのような気持ちになるのだ。ちょっとした革命だった。人肌恋しいこの季節に、フィジカルな部分だけじゃなくてメンタルな部分での充足を与えてくれるとは。たかが布団乾燥機風情が。

これでこの寒い冬もなんとか乗り切れそうだ。キモイという突っ込みは今のオレには届かない。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50291591.html

2005/10/24(月) 小原学という男
ロッテがパ・リーグ優勝を決めた瞬間、たくさんの人から祝福のメール、電話が来た。
とても嬉しかった。
その中の一人、高校の野球部の同期で、俺と二遊間を組んでいた男が、ブログに俺のことを書いているので紹介する。

以下、ブログ本文のコピペ

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ロッテ優勝

小原学という男がいる。
高校時代にオレと二遊間を組んでいた男だ。
ちなみにとくまるはサードかファーストだったがそれは本文とは何の関係も無い。
小原の「韓流四天王イ・スンヨプ」という発言はあまりに有名だ。
ちなみに千葉では韓流四天王といえば「イ・スンヨプ、アン・ジョンファン、ウ・ソンビン、テン・シンハン」の4人である。

この小原という男、熱狂的なロッテファンだ。
余談だがパ・リーグのチームのファンっておかしなヤツが多い気がする。
なんせ地上波では滅多に中継されないしラジオでも熱狂的で変質的な西武贔屓の放送しかない。圧倒的に露出も情報量が少ないし人気も無い。ファンになる要素がほとんど無い。ちょっと前なら関東だったら西武、日本ハムより巨人、関西だったら近鉄、オリックスより阪神というヤツがほとんどじゃねーか?
中学校の時に熱狂的な日ハムファンがいてウィンタースをバカにすると本気でキレるヤツがいた。
ちなみにオレは熱狂的で変質的な西武ファンだ。

それでも小原のファンぶりには負ける。
ロッテファンにはそもそも熱狂的なファンが多い。
マリンスタジアムに試合を見に行くと球界一統率が取れていて熱い応援のロッテファンと熱狂的とは程遠く球界一やる気のない西武ファンが対照的だ。
さすがヤンキーと落花生の名産地・千葉だ。

さてロッテが31年ぶりに優勝した。
オレは小原に「小原監督、就任一年目での優勝おめでとう!」とメールを送った。

小原からの返信。
「ありがとう!想像を絶する感動だ。涙が止まらない。」

オレはウケタ。
そして軽く感動した。
アイツはマジで泣いている。

どんなに弱くても負け続けてもそれでも応援し続ける。
勝った時は喜び、負ければ怒る。
それがファンだ。
98年にロッテが18連敗した時にもロッテファンはライトスタンドで
「俺たちの誇り 千葉マリーンズ どんな時も俺達が ついてるぜ」
と歌い続けた。
ちなみにその18連敗目を喫した時の先発が黒木で、2点リードの9回2死1塁、あと一人抑えれば勝ちというところで同点ツーランを浴びてマウンドで泣き崩れたという話はあまりにも有名だ。オレはその時の映像で泣いた。ちなみに打ったのはオリックス・プリアム。ちなみにその日、ロッテ・フランコは腰痛でスタメン落ち。だがそれはどうでもいい。
ファンは優勝の感動を自分のことのように喜び、選手に感謝する。
選手もファンと喜びを分かち合う。

小原みたいなファンがいるからこそ日本のプロ野球は成り立っている。
「たかがファン」がいなくなったらプロ野球選手は需要の無いキリギリスだ。

プロ野球はオーナーのものではない。


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2005/10/23(日) Grow up, my son.
自分の子どもが生まれたらどういう風に育てるか、ということをごく稀に考えたりすることがあるわけだ。このオレでさえ考えるんだから普通の人はもっと頻繁に考えているのかもしれない。あるいは考えていないのかもしれない。でもそんなことはオレにとってはどうでもいいことだ。だってお前はオレと結婚する気なんかないんだろ?気持ちばっかり弄びやがって!

まあそんなこんなで子どもをどういう風に育てるかっつー話なんだけど、これはもうオレ的にはできることはひとつしかない。「自分の幼少時代に考えていたことを子どもにも重ね合わせて適用する」ということ。自分が何歳くらいの頃には何に興味があって、どんなことを考えて、どんなものが厭だったか。

例えばオレは今でこそ少女漫画を愛読するくらいファンタジックな人間であるが、子どもの頃はファンシーなキャラクター物(サンリオとかそっち系)が嫌いで上履き袋の熊のアップリケとかは極力他人に見えないように自分側に向けて歩いたりしてた。なので、自分の子どもには基本的にはキャラ物とかは買い与えない。文房具とかは無印とかのやつを使わせる。渋い好みの少年を作り上げたい。

中学くらいの頃はウチの親は門限とか友達の家に泊まったりするのに対して異様に厳しくて、それが心底厭だった。祭りの日でも夜9時を過ぎて帰ると怒られたし、友達の家に遊びに行ってその日のノリで「泊まっていきなよ」と言われたって、電話でいいかどうか訊くと100%「ダメ!帰って来なさい!」と言われる。なので、自分の子どもにはそういうのには寛容にする。この門限とかの縛りのせいで作りそこなった思い出がいくつもある気がする。

まあこの辺は完全に自分の経験をもとにしているので女の子には適用できませんな。

あとはアレ、大事なやつ。「サンタはいない」って最初から教えておくこと。これはウチはそうだった。幼稚園児のオレをおもちゃ屋に連れて行き、「どれがいい?」と訊き、眼前でお会計。そんな親に育てられたカズヨシ少年は、サンタクロースの存在を信じていたことが1秒たりともないわけだ。クリスマスは親がプレゼントを買ってくれる日。それで十分だ。

そういえばいつぞや行った合コンで「子どもにサンタを信じさせるのは是か非か」みたいな話になったことがあった。確かその合コンはクリスマスイブイブに開催されたやつで、今思うとそんな時期にすげえなあって感じだけど、まあ時節柄もあってそういう会話になったんだろうね。そこでオレは浅ましくも「あわよくば明日遊ぶ相手を」的なことを考えていたわけ。

ところがオレの「サンタを信じさせるのはよくない」という主張は女性陣から大批判をくらった。夢がないだとか、ひねくれた子どもに育つだとか酷い言われようだった。さすがにオレも少しムキになって、「だってサンタはいないじゃん」「存在しないものを信じさせる、それは子どもを騙してるってことじゃない」「あなたがたは自分の子どもに嘘を教えるのですか?」「嘘を教えておいて、それを誠意誠意と言っている。誠意って、一体何かね?」ってなことをまくしたてたら、さすがに女性陣もそれ以上は反論できなかったようだ。勝った。

まあそのせいで当然の如く翌日の遊び相手は見つからず、合コンとしては惨敗だったわけだが。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50281541.html

2005/10/17(月) 日本シリーズ開幕!
2005.10.22 PM6:15
日本シリーズ開幕!
ここで見どころ解説と勝敗予想をしてみよう。

投手編
先発は
ロッテ 1清水直 2渡辺俊 3小林宏 4セラフィニ 5久保 6清水直 7渡辺俊
阪 神 1井川  2下柳  3杉山  4安藤    5福原 6井川  7下柳
が予想される。
先発投手はロッテに分がある。渡辺俊を筆頭にセラフィニ、清水直、小林宏、と安定感のある先発投手陣を誇る。五戦目の久保に唯一不安があり、黒木の先発も考えられる。
阪神は下柳以外は安定感に欠ける。井川がいかに復調し、初戦の大一番でどんな投球をみせるかに注目が集まる。杉山、安藤、福原はいかに粘って磐石の救援陣につなぐことができるか。
中継ぎ・抑えは、阪神がウィリアムス、藤川、久保田のJFKに加え、左の江草、右の橋本と質・量ともに申し分ない。終盤までリードしていれば、そのまま逃げ切る可能性が非常に高い。
ロッテも藤田、小野、藪田、小林雅といるが、小林雅の安定感の無さと左が藤田のみというところが気掛かり。6、7戦はセラフィニ、小林宏が救援に回ることもあるだろう。

打撃編
お互いに俊足の先頭バッターである西岡と赤星の出来が大きな鍵を握る。交流戦では互いに抑えこまれているが、この二人の活躍しだいで、一気にチームに勢いがつくだろう。
両チームとも長打力は無いが、足を絡めた攻撃と、好機での集中打が特長。
クリーンナップの勝負強さと破壊力は阪神が上。ロッテにとって、四番金本、五番今岡は脅威となる。ロッテとの交流戦で絶不調だった三番シーツの出来も重要。下位打線はロッテに比べて若干劣る。
ロッテは四番サブローの不調が気掛かりだ。三番福浦が好調なだけに、サブローと勝負のケースが増えるだろう。また、小坂に加え、プレーオフで堀が負傷。出場できないとなると、若い早坂、渡辺正の起用か、今江をセカンドに回しサードで初芝が先発することになるが、いずれもシーズン中に経験がないだけに不安が残る。打順はシーズン同様、相手投手、DHの有無によって大幅な入れ替えがあるだろう。プレーオフで見せた粘りと勢いを持ち込めるか。バレンタイン監督の手腕にも注目だ。

総合編
ロッテはプレーオフでの緊迫した試合を勝ち抜いた経験は大きい。程良い試合間隔のため、投手陣の疲労の影響も無いと言っていいだろう。小坂、堀の怪我と、敵地甲子園の雰囲気が最大の不安点となる。
一方阪神は、ペナントレースから感覚が開き、実戦間隔が戻るかどうかが不安。

1,2戦目の阪神はなかなか点はとれないだろう。井川、下柳が好投しない限り、阪神は苦しい戦いとなる。ロッテは二連勝したい。
3戦目以降はそれまでの試合の流れによって変わるため、今から予想するのは困難だが無理矢理予想してみる。


勝敗予想
1、 ロッテ5−1阪神  ロッテが序盤に井川を攻略。清水直が八回一失点の好投で快勝
2、 ロッテ3−2阪神  金本の本塁打で先制されるも、中盤に下柳を捕らえ、ロッテ逆転勝ち
3、 ロッテ8−4阪神  序盤にロッテ打線爆発。ロッテ3連勝
4、 阪神7−2ロッテ  ロッテ先制するが、中盤阪神打線爆発。逆転で一矢報いる
5、 阪神6−5ロッテ  シーソーゲーム。終盤阪神がロッテの救援陣を捕らえ、逆転で二連勝。
6、 ロッテ3−2阪神  手に汗握る投手戦。終盤ロッテが勝ち越し、日本一決定!

どうしてもロッテに情が入ってしまうが、できるだけ客観的にみたところロッテがわずかに有利だと思う。4勝2敗でロッテと予想する。
いずれにせよ、好試合が展開されることは間違いない。

最後にファンとして
「千葉ロッテマリーンズが日本一になる!」


2005/10/16(日) 勝利に酔う
先日千葉ロッテマリーンズが31年ぶりのリーグ優勝を果たしましたね。学さん本当におめでとうございました。

プレーオフをやってるときの学の一喜一憂ぶりといったらなかったです。まあそれだけロッテを愛し長いこと応援してきたということなんでしょう。そして優勝したときのテンションの高さはすさまじかったです。祝勝会と称してカラオケに行ったんですけど、ロッテの応援歌「WE LOVE MARINES」を4回くらい唄ってたからね。3回目くらいからはこっちも覚えちゃったんで一緒に唄ってあげました。

でもまあ、そんな彼を見てたら、なんかこうすごく羨ましくなった。彼がコラムに書いてるようにロッテはずっと弱くて、それでも誰がなんと言おうと応援し続けて、ようやく、十数年越しの夢がかなったわけで。オレが今後の人生でここまでの喜びを得られることがあるんだろうか、と。オレはここまで何かを長い間、真剣に応援したことはなかったし、これからもないような気がする。

前にサクラプレジデントっていう馬をすごい応援してたんだけど、この馬はGTで2着とかGUで優勝ってのは何回かあったんだけど、惜しくも負けたり、優勝候補と言われながら直前で怪我をしたり、となかなかGTを勝てなくて、結局そのまま故障で引退してしまいました。まあすごい応援してたっていっても馬の現役期間なんて大体3〜4年だし、学のロッテには遠く及ばない感じではあるけど。プレジデントはGTを勝てなかったけど幸い種牡馬になることが出来たので、彼の子供を応援しようと思います。

まあロッテが数年に一回優勝しちゃうような強豪だったら学もここまで狂喜乱舞という感じじゃなかったんだろうけど、強い人(チーム)を応援してコンスタントにそこそこの喜びを味わうか、弱い人を応援してめったに味わえないけど極上の喜びを得るか、どちらを選ぶかは悩みどころでありますな。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50275272.html

2005/10/10(月) DREAM COME TRUE
2005年10月15日 AM3:00

ついにこの日が来た。俺の夢が叶う日が。
ロッテが「千葉ロッテマリーンズ」になって13年。ついにこの日が…。

開幕11連敗…。シーズン18連敗…(日本記録)。13年間でAクラス入りはたったの一度…。

馬鹿にされた。千葉県に住んでいながら「ロッテファンです」と言うとまるで非国民であるかのような扱いを受けた。

でも俺はロッテを応援し続けた。雨の日も風の日も。今日という日を夢見て…。

今日「千葉ロッテマリーンズ」がパ・リーグを制する。

俺の夢が叶う!


2005/10/09(日) 軽薄な人々
先日会社の内定式に行ってきた。

式自体はまあ普通で、今後の予定とかお偉方の訓話とかまあそんなん。入社前のお勉強として「基本情報処理技術者」と「やさしいJava」という分厚い本を2冊戴き、萎える。そんな暇とやる気ないってマジで。式で隣の席だった横国のなかなか可愛らしいお嬢さんと少しだけ仲良くなる。

その後会社側がセッティングした懇親会。ビールや料理が振舞われる。が、昼飯を思いっきり食ってしまっていたので大してありがたみがない。先輩社員や同期になるであろう人々と少しだけ話したが、大半は誰とも話すことが出来ず虚空を見つめている時間だった。

懇親会のあとに、飲み会があるという情報を入手。どうやら「みん就(みんなの就職掲示板)」で内定者のコミュニティがあって、そこで企画されたものらしい。「みん就」は全然使わないので全く知らなかった。すでに関東では一度飲みが開催されたらしい。ちょっとだけ仲良くなったお嬢さんとは懇親会の最中は全く話をしなかった(できなかった)のだが、親切にも飲みに誘ってくれたのでノコノコ付いていく。

オレは少し前から東京に来ていろいろ観光していたので、やたらでかいボストンバッグと荷物でパンパンに膨らんだ青いリュックを持っていたのだが、周りの男はみんな黒いシュッとしたビジネスメン風の鞄だったので、目立ってしまいちょっと恥ずかしかった。他の地方出身者はどうしていたのだろう、荷物。

内定式会場から近い居酒屋のでかい座敷の部屋で飲み開始。飲みに来たのは100人近くいたらしい(内定者は160人くらい)。知り合いはちょっとだけ仲良くなったお嬢さんだけなので図々しく隣りに座る。

飲みは最初は席の近くなったやつ同士で自己紹介などをしあったりとまあまあおとなしい展開。ちょっとだけ仲良くなったお嬢さんは席は隣りだったものの「会話グループ」の境界線がオレと彼女の席の間にできてしまったのでまたしてもロクに話せず。

周りのやつと無難な出身地などの会話をしつつ酒を飲む。量は結構飲んだがテンションはちっともあがらず。そうこうしているうちに会場はやけにテンションが高くなっていた。前後では一気のコールが掛かり、左右では合コンよろしく電話番号やアドレスの交換合戦。オレもちょっとだけ仲良くなったお嬢さんの連絡先を聞こうかと少し思ったけど、オレの中の理性さん(ダンディ)が「そういうのは醜くて非常によくない!」ときっぱり言ったのでやめておいた。確かに男共が一斉に携帯出して「ねねねね、番号教えて、ねねね」とか言ってるのは客観的に見て大変よくない光景だった。だって多分やつらは向かいに座る女の番号は聞きたがっても隣りの男の番号はどうでもいいのだ。

いうなれば会社の飲み会なのに、こんなに無邪気にテンション上がっちゃって、普段飲み慣れてないのか、あるいはこれが東京スタンダードなのか。

まあオレと飲みの最中喋っていたやつらはなかなか面白くていいやつそうだったし(多分向こうはオレのことをそうは思っていないけど)、良くも悪くもいろんなやつがいるな、と思った。

かくしてオレと会社の同期のファーストコンタクトはこんな感じで、死ぬほどつまらないわけでもなく、かといってとても楽しいわけでもなく、中途半端に終わった。

ちょっとだけ仲良くなったお嬢さんに最後に挨拶して店を出る。仮に2次会的なものがあったとしても行く気分じゃなかった。さようなら、麗しの女性(ひと)。入社式でまた逢おう。オレがちゃんと卒業できたら、の話だが。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50259022.html

2005/10/02(日) いつの日かあの舞台へ
生まれてこの方、ステージの上で表彰されるようなことは殆どなかった。よく小学校や中学校の全校集会で、ナントカコンクールに入賞だとか、部活で市で何位に入ったとかで全校生徒の前で表彰される人々をカッコイイナア、と馬鹿面して眺めていたのだ。

そんなオレの、常人より遥かに少ないであろう「ステージの上で表彰される」という出来事をこの間ひとつ思い出した。あれは多分小4くらいの「西地区少年剣道大会」でのことだ。

西地区少年剣道大会というのは市をさらにいくつかの地区に分け、その中の小学校でリーグの団体戦を行うというまあ一口で言えば超小規模な剣道大会だ。普通ならこの超小規模大会で入賞したんだね、よかったね、という感じだと思うだろうがわが弱小チームはこんなショボイ大会でも常に下位をうろつく激ショボチームだったのでそうではない。

この大会では何故か知らないけど昼休みに余興があって、このときはジャンケン大会をやることになった。何が悲しくていい年こいてこんな場所でジャンケンなんかせなあかんねん、にわかに関西弁化しつつ小学生ながらに不満をたれたりしたわけだが。

ルールは単純、ステージ上のおっさんの掛け声に合わせてジャンケンし、おっさんに勝つかあいこなら立ったまま、負けたら座るというものだった。最初の人数が多いうちはどうせばれないだろう、と負けても座らずに知らん顔でゲームに参加し続けた。気が付くと周りは10人位になっており、さすがにマズイと思ってちゃんとやりだしたのだが、ここで無駄な勝負強さを発揮して見事に優勝してしまった。

ステージに上げられ学校名と名前を言わされ、賞状と賞品を受け取る。あんなに憧れたステージなのにちっとも嬉しくなかった。タダでさえ運要素のみのジャンケンで、しかもズルまでして優勝したってすごくもなんともない。ステージに上がること自体にに価値があるのではなく、表彰の内容にこそ価値はあったのだ。

その後の人生で表彰と全く縁のない道を歩いてきたのは才能や努力の欠乏だけではなく、この日の出来事がなんとなく響いているような気がしなくもない。
オタ
http://blog.livedoor.jp/measure0315/archives/50259019.html


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