スノーボードコラム
涙なしには語れない
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2004/04/30(金) 高速バス
乗り物の中で一番不快な乗り物といえば高速バスにならぶものはない。実家に今日まで帰っていたんだけど実家までは高速バスを乗り継いで片道6時間かかる。高速バスの何が嫌って決まって俺の隣が絶対に確実に俺に迷惑をかけてくる。まず行きでは隣が50代の親父でバスの車内でビールを3本と日本酒2カップを飲みトイレに立つこと4、5回。その度に俺は眠りから引き戻され酒くささに悩まされた。行きの2本目では隣がデブで寝ながら涎がたれていていつ俺の肩に垂れてくるかと気が気でなかった。帰りでは小学生くらいのガキが眠ると俺の肩に頭をもたれてきて何とか自然に体勢を立て直そうとカーブなどを利用して頭の向きを逆にしようと試みたが結局一時間くらい眠るとそいつは何事もなかったかのように起きると舌打ちをする始末。つくづくNOといえる日本人になりたいと思う。

2004/04/29(木) No News is Good News
ミドリノヒ ヒロヒトのバースdayです 大学三年生になり本格的な実験が始まりました 次第に学校が忙しくなり、書慣れないレポートに追われる日になりました 昨日の実験を、今日みどりの日(ヒロヒトのバースday)があるからと言う理由で明日金に提出にされました
f●ck'in birthday! 
ヒロヒトと言えば戦争 戦争といえば、イラク問題 日本もこのイラク問題に加担しているが、後半ロスタイム武田修宏のミスからコーナーキックを与え同点にされたあのドーハの悲劇のような結末は、絶対に起こってはならない
★EURO04開幕まで44日★ ∬

2004/04/28(水) ひきこもり
今日は学校にも行かずにビデオを見ました。二本。ビデオは2シーズン分のサークルのビデオ。とりあえず思った事。
優さんのパーマはオッシャレー。さとかは赤ちゃんに似てる。カモシカは以外に腹が出てる。かおりにスヌーピーは似合わない。大貧民をやる田京さんは怖い。筧利夫とシンヤは今?顔がでかい。昨シーズンのビデオにボードをするシーンがない。
ジャングルからの帰りの車中で、架空の新年会について、「今日は九時に水時計集合」とメーリスを送ると、見破ったのは田京さんだけでした。脱帽です。そして、このサークルは怖い。
κεη

2004/04/27(火) たまには
たまにはスノーボードコラムらしくボードな話で。
日曜日についに板をしまいました、これで今シーズンは完全に終了。チューンナップ出す人はいいけど、出さない人でも最低限ワックスリムーバで古いワックス落として、ベースワックス塗っておきましょう。というのは作業してて思ったんだけど、たぶん古いワックス残ってるとそれが酸化して”名がO君”の板みたいにワックス塗ってると主張するけどソールが白くなるんですね。
板しまったら玄関の板が立てかけてあった場所にポッカリ大きな穴があいたような気分になりました。しんみりです。

でもね、わたくしすでにsmooth注文してしまいました。きゃは。来シーズンも楽しみだー。 tky

2004/04/26(月) 肩筋肉痛
先週末に久々に野球サークルに行ってみたんだけど完全に居場所が無くなってました。そして後輩達は俺がいた時とは見違えるほどのびのび楽しんでいました。今思えば試合でエラーした奴に本気ギレしたり彼らにしてみるとひどい先輩だったんだろうと今更ながら少しだけ反省しました。ただこのまま黙ってフェードアウトするのも難なので最後に生意気な一年に渾身の力をこめた剛速球でデッドボール食らわしてやりました。とても痛がってました。
そんなこともあり、このサークルではなんとか嫌われずに居場所をキープしたいと思う今日この頃です。 ぶ

2004/04/25(日) 私事で恐縮なんだけど
4ヶ月ぶりに髪を切りました。それも今まで行ったことのないようなオシャレな店で。そこで女店員のタメ口トークに「はあ、まあ…」とか「そうですねえ」などとなぜかこっちが敬語になってしまうことに怒りと戸惑いを感じつつも基本的に店員にお任せする形で(切った店員は男)やってもらったんです。で、まあよくわからないだろうけどこんな感じ(画像参照)になりました。そもそもなぜそんな店に行ったかというと、さくらいあたりを中心に、オレをイメチェンさせ女の子受けするようにしようという企画があり、まあこれもその一環なのですね。
で、話は微妙に変わるんだけど、周りにオシャレなおっさんてあまりいないですよね。それは多分歳をとるにつれて、ファッションへの関心が薄れるからで、働いてりゃ平日はいつもスーツだし私服なんて次第にどうでもよくなる。だから世間で一番格好にこだわってるのは毎日私服で高校生に比べれば金もある大学生ってことになる。でもオレは違いました。高校の時の方が雑誌買ったりして熱心に研究してた。で、今オレが着てる服ってのは大体そのころに買ったもので、大学生になってからはあまり服とか買おうって気にならなくなった。雑誌も買わなくなった。早くもオッサン化が始まってます。やばいです。だからこの企画を機に己の中で失われつつある若さを今一度振り絞って頑張ってみようと思ったり思わなかったり。
ただ、オレは思ったんだけど、よくテレビの企画で冴えない夫やらメガネ女子高生を改造して見違えました!みたいのやってるでしょう。あれ、収録終わった後どうしてんのかなって。まあオレの勝手な想像なんだけど大半は元に戻っちゃうと思うんだよね。その時だけはスタイリストやヘアメイクの達人がやってくれるけど結局それをその後も維持する力があるなら元々冴えない奴なわけがない。
だからオレも自分の能力が及ぶ範囲で改造されようと思います。なんつーか「陰」もしくは「負」の人間が「陽」あるいは「正」側になるのは並大抵のことではないし、下手すると反動や副作用で死んでしまうかもしれない。まずは「ゼロ」を目指します。 オタ




余談:このコラムがGoogleに出てるのか気になって“スノーボードコラム”で検索してみた。このページはなかったけどこんなの(http://www.remus.dti.ne.jp/~ken0213/snowboardcolumn.htm)
がでてきました。で?って言われても困るけど。

2004/04/24(土) 姉feminineと妹lovelyの夏が来る!
キッチュ。

先週は鈴木がぶっちぎりたね。あの書き込みがこらむ書く奴を追い込む。

ランク王国の台本通りの掛け合いが好きです。おれ日本のヒップホップが聞けない。テレ東で深夜にヒップホップ専門の番組やってたんだけど、改めて嫌いだ。何が嫌って、CDTVとかで本人が曲紹介コメントとかするしょ?あれがラップ。何て言ったかわかんないのに言い終わった後の、どーだ!みたいな顔。大体デブが一人。グラサンが一人。なぜか黒い。イメージとしては島田聡だらけ。アフロがかわいいポジション狙ってる。やたらいかつい。首飾りが長い。服がでかい。靴下中途半端。きらいだyoyo

2004/04/23(金) 前回の続き
6/22日に更新しました。前に書いた友人が現地のレポートをしてくれたので見てください。

 マザーハウスでは朝6時からミサが行われている。キリスト、マザーテレサに信仰を捧げる。ミサが行われつ部屋では修道士とボランテイアが部屋から溢れるくらいくらいだった。静かでシンセイな雰囲気だ。あくびをしている修道士を見て、なれない雰囲気に戸惑っていた自分は、少し緊張がほぐれた。

ミサが終わると、ボランテイアは食事となる。朝食はパン、バナナ、ミルクテイ。中庭のようなところで食べるのだが、最初ボランテイアの多さに驚いた。街の中ではほとんど旅行者を見なかったので。アメリカ・ヨーロッパが今大学生の長期休みの期間らしく白人が圧倒的に多い。日本人もパラパラ見かけた。韓国人も多いです。その後それぞれのボランテイア場所に向かう。

僕はカーリーガート(僕が選んだボランテイア場所)へ。仕事の流れとしては、食事の分配、後片付け、入浴、洗濯、一時休憩をとり、食事(昼)を出し後片付けをして終了となる。その間に患者の要求にこたえたり、排出の処理、MASSAGEなどの仕事もする。腰の調子が良くないためやれることは限られるがやれることをやっている。後から分かったことだが、今ボランテイアしているところは瀕死の重傷患者が収容されているところだった(死を待つ家)。確かに状況としてはすごい・・・。腹水がたまり腹がブックリ腫れている、顔や体にすごいやけどを負っている、何かしらの病気に感染してる(結核など)、手足が無い、ほぼ骸骨・・・。彼らは、施設のパトロール隊によって街から拾われてきた人達らしい。そんな患者が出たり入ったり。毎日包帯でぐるぐる巻きにされタンカで運ばれていく人(亡くなられた方)を見ます。

 始めは何も知らずに彼らの世話をしていたが、オリエンテーションの後この活動の重みが変わった。どのような人(病気についてなど)が来ているのか、あとは注意事項など。感染についての心配をした自分がいたのは確かだ・・・。

  毎日正直気が重い。仕事を終えた今思い出してもその感じは変わらない。やはり状況がひどい。体を動かすことは出来るが、心は常にブレーキ気味。すべての患者の病気について詳しく知っていたら、もしかしたらできないかも。黙々と必要とされる作業をこなす。一つの作業を終え顔を上げると必ず誰かが手を上げ助けを乞いでいる。

 

 今日は印象的な患者が2人いた。体を洗い終え、体を拭き彼のベットまでゆっくりゆっくりEscortする。彼は自分の体にしっかりしがみつき、1歩1歩、歩を進める。どうやら足と目が悪いらしい。いや全てが弱っている。多分一人じゃ何も出来ないと思う。ここはそんな患者で溢れている。やっとの思い出で彼のベットにたどり着く。しばらく彼の横にしゃがみ、声をかけたり、体をさすっつたリ。彼は両手を合わせ上を向き、その後、僕の頭にぽんと手を乗せ、そして手を取り「・・・・・。」ほとんど声になっていないかすれ声。痩せた体をさらに小さくして。感謝の気持ちが重すぎるほどつたわっちゃって・・・。感じるものがありました。

 もう一人は年老いた老人。もしかしたら最年長かも。普通の食事が食べられないほど弱っている。食べて出すだけの完全に寝たきり状態。それでも横に座って声をかけると、握手を求め笑顔を見せる。全ての動きがスローモーション。体を動かそうとすると全身が小刻みに震える。彼の世話を終えた後、何かを伝えようと口を動かしている。はっきり何を言っているのか分からない。耳を傾け注意して聞いてみると「I AM VERY HAPPY・・・」最初は耳を疑った。ベンガル語がそう聞こえるだけだど。でも彼は何度も何度も言う。僕の手を握り穏やかな笑顔をうかべ「I AM VERY HAPPY・・・」

 



 手を上げる患者のところへ行き、何がほしい?どうしたの?と尋ねても、何を要求するでもないことがよくある。ダダ手を握りずっとこっちを見ているだけ。

 近くにいてほしかっただけなのだろう。手を握ってもらうと安心が得られるのだろう。どのくらいの時間を孤独に過ごしてきたのだろうか。彼らの大部分が路上生活者だ。目の前にコップをおいて、手を上げるだけ・・・。もらえるときもあるだろうが、無視される方が圧倒的だろう。できることはお金を乞いて、過ぎ去る人の背中を見つめるくらい。身よりも無く結局ここにたどり着いた。最後の最後でこのように大事にされる彼らはまだ幸せなのかもしれない。インドではこのような人で溢れている。

しばらくすると彼らは安らかな表情をうかべ眠りの中に入っていく。どんな夢見てんだろう。寝顔を見てて思った。母親のこと、子どものこと、しんどかった路上生活、頭に描く天国かも。夢なんか見てないかもね。とにかく本当に本当に平和な顔に思えました。

THANK YOU FOR READING!説明がお粗末ですまんせん。では、また(^o^)/


若干放心状態です。これ見た人で何か感じた人はメールください。

2004/04/18(日) 生きとし生けるすべてのものへ
とりあえずサークルの常連の、男だけですが、特にその人の笑いや喋りに重点をおいた分析というか紹介文というか、そういうものをまあとにかく書きました。オレの偏見に満ちあふれてるのでクレームは全面的に受け付けます。というかもう謝ってしまおう。ごめんなさい。

そもそも何でこんなものを書きだしたのかは忘れてしまったし、なんか限りなく傲慢な、上からの視点で書いた文なのでupするのをやめようと思ったけど、一部の人が読みたいと言ってくれたので一応ここに置いておきます。あと感想こっそり待ってます。


よしのり
いわずと知れた暴君。場の空気を読めない、というよりはあえて読もうとしない。行動の奇抜さ、アホさ、脱ぎっぷりは随一。トークでは意外と突っ込み役をすることも多い。面白い文章も書けるマルチな才能。オブジョイトイ。

大友
右脳と左脳の融合。発想と理論を合わせ持つ笑いのセンスは天才の域に達しているが素人、女の子受けはしにくいかもしれない。コラムは毎回確実に面白い。漫☆画太郎や吉田戦車をオレに伝えた師でもある。

敬文
最もキレのある突っ込み。辛口コメンテーター。いたずら好きで被害者は数知れず。ボードのスキルはサークル一。酒や恋愛話のガードが固いが酔うとかわいいキャラになる。元気なんでしょうか。

櫻井
喋りが普通に面白い。もしかしたらオレと一番笑いの方向性が似てるかも。テンションの高低差がありすぎ。まだオレに見せてない引き出しがある(気がする)。最近はわかりにくい嘘をついて正直者のオレを困らせている。


冷静と見せかけて結構お茶目。もっとかわいさを前面に押し出してもいいかも。怖がりっぷりには笑った。個人的には同意を求められたときの返しとかが大好きです。「学は〜だよね?」「そう……でもないです」みたいな。

田京
クールガイ。あまり喋らないがときどき鋭い突っ込みを入れる。恋愛ごとになると照れ屋でかわいい一面を見せたり。もっと心を開いて内に秘めたエロースへのこだわりとかを見せてほしい。シモネタ推奨。

竹谷
サークルでは数少ない心やさしい人間で淳二好き。いつも「優のあの面白いやつを…」と振られているのは気の毒。話の面白さはトップクラス。よしのりももっと認めてやればいいのにね(わざとやってるんだろうけど)。

やまけん
オレが生まれ変わったらなりたいナイスガイ。いいやつと見せかけて実はかなりの悪者。手厳しい突っ込みや否定をよく通る声で繰り出す。本が一冊書けそうなほどの面白不幸話の持ち主。今度コラムに書いてみたらいかが?

鈴木
不世出の大ボケ。ありえない面白さを生むが言うことがぶっ飛びすぎててたまに意味がわからない。彼の発言を正すのが最近のオレのライフワークになりつつある。日本語を鍛えたほうがいいけど鍛えないほうがいい。

メジャー
引き出しの中にさらに引き出しを隠し持っているような深い男。いつかは彼の十二単を脱がせてみたい。自分を語らせると抜群に面白い。今日もダイナミックな背骨を求めて商店街を練り歩く。

マノ
巨乳好きだがいいやつ。いいやつだが巨乳好き。本人はいい加減その設定にウンザリしてそうだけど嘘も百回繰り返せば真実になるという格言どおり、いつか本当に巨乳を愛し、清く正しい巨乳愛を貫いて欲しい。

佐々木
名前を代々木とか佐々本とかあんまり誰も気付かなそうなのにサラッと変えてたりするのはオレのツボです。コラム面白いよね。うんこネタが得意みたいなので今度こころゆくまでうんこトークをしてみたい。

オレ(太田)
神。嘘。多分サークルで一番よく喋る男。でも喋れない相手とは殆ど喋らない。シモネタと自虐ネタを多用するのでそろそろ飽きられていないか最近ちょっと心配。

2004/04/17(土) access!!
メジャーのコラムを読んでるうちに音楽について書きたくなった。つってもちょー個人的、っつーか音楽じゃなくておれの中学時代についてか。

おれの音楽好きは後ずけです。てのは、今みたいにいろいろ聞いて、ある程度の知識を得たのは大学入ってから。高校生の頃なんて、ほんとひどかった。本来ならハイスタ全盛期の時代に、ラルクアンシエルを普通に聞いてました。ソフィアを聞いてました。キャーキャー。なし、なし。あの頃のおれ、なし!一人で思い出して、クッてか言ってしまう。
高三の夏あたりに、間違ってラジオをテープに録音してしまった。そのときに録音されてたのが、ハイスタのmaking the road。最初は間違ったー、ぐらいにしか思ってなくて、何にも聞くものが無いときにそれをただ流してた。そのうち耳から離れなくなって、テープを何度も巻き戻して誰が歌ってるか確認しようとしたけど、肝心な部分が雑音で聞き取れなくなってたりして。まあそんな感じで、花巻に二つしかないCD屋の片方・誠山房書店に一枚だけ置いてあったハイスタのCDを買って。そっからもう変色するまで聞きました。そっから逆にブルハとかに戻っていって、パンクに入っていったのよ。そんでポップ、ロック、ソウル、みたいにきた。

んで、長くなったけどその前の話。小5、六でやっとジャパニーズポッぷすを聞き始めた僕は、中学時代、ラジオをよく聴いてた。とゆうか、音楽の情報源はそれしかなかった。誰かにも言ったがおれの実家花巻は、男子は強制坊主、私服禁止、あと、確か中学生だけで街中行くのも禁止だった気がする。とにかく戦後並みの抑圧政策がしかれていたので
いろんなものがまったく未知であった。FMだよな!?FMだよな!?と前野たちに言われても、おれは放送と雑音が1:1のAMを必死で聞いていた。

その頃の俺チョイス。
1、真心ブラザーズ。昔のベスト他何枚かを所有。中学3年間で(たしか)唯一バレンタインにチョコレートをくれた(明らかについで的な)ようこちゃんが500円で売ってくれた「サマーヌード」がきっかけ。
2、ミスチル。まぁ。
3、spitz うん。
4、坂本龍一。キャー
5、ダイナマイトメーカー、『ユーインザミラー』。詳細不明。たまたまラジオでやってた。なぜかインパクト大。
6、Spiral life。1〜5はおまけ。もうこればっかり聞いてた。sparks go goを好きな友達とどっちが上かを言い争っていた。でも当時どんな気持ちでこれ聞いてたかおぼえてねーなぁ。きっと、「おれは湯口中の音楽通だぜ!!」とかおもいながら、3千円リモコンなしのウォークマンを聞いてたのだろう。air が昔やってたやつね。他にも、メジャーが言ってたpre-schoolやらミッシエルとかも若干聞いてた。

つまらん。なんか、中学の頃聞いてたものは今聞いてもいいなあと。そしておれは、今までの人生の節目節目を思い出すときに、当時のイタイ自分が出てきて、声にならない声が出てしまうのです。そんなことないですか。おれはあります。

一回読み返したけど、当初の予定以上に恥ずかしい。まさに赤裸々だよ。

2004/04/11(日) 変身(後編)
前編(http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/board-column/?Y=2005&M=1&D=23)

朝から大変憂鬱だったがバックレるわけにもいかない。女装コンテストは午後の一発目だったので午前中に化粧品などの小物を買い出しに行った。こんなに気のすすまない買い出しがかつてあっただろうか。店員に変な目で見られながら会計をする。少し思うところがあったので風船も買っておいた。シラフじゃやってられないので買い出しついでに日本酒を買って3人で飲んだ。

昼休み前に借りる約束をしていたセーラー服を届けてもらった。姉も妹もいないのでこのような物品をここまでちゃんと手にするのは初めてだった。なんらかの感慨がわくかと思いきや別にそうでもなかった。早速着てみる。ウエストがきつくてスカートの横のファスナーがあがらなかったがまあ着ることができた。

続いて化粧をする。といっても自分ではできないので植物系の女子にやってもらう。最高に複雑な気分だ。ファンデーション、口紅、アイシャドーなど化粧はどんどん進み、普段は味わえない女の気分を味わう。化粧をしてくれる側もなぜか実に真剣な表情だ。作品を作る芸術家の気分なんだろうか。駄作が出来上がることうけあいなのに。名前はわからないが睫毛をつかんでぐいっと上に向ける器具に瞼がはさまれそうでとても怖かった。髪型は他の2人はカツラをかぶっていたがオレは当時は茶髪でショートヘアの女の子くらいの長さはあったのでヘアピンで止めて分けることにした。

顔面が完成したので便所に行って見てみた。どうやらオレは自分を過大評価していたようだ。少しは可愛くなるだろうと思っていたが、可愛さはかけらもなく非常に気持ち悪いオカマ面が鏡の中にあった。ファンデーションのせいで顔が白くなり過ぎて、能面の化け物みたいだった。他の2人もかなりやばかったが。近くにいた植物系の出場者はブラジャーに肉まんを仕込んだりしていてかなり本格的だった。

問題の出し物だが、オレたち3人がキャバ嬢という設定で一人ずつなにかやることになり、チャイナ服が一着余っていたのでもう1人海洋系の男に友情出演してもらい、そいつがクラブのママに扮しオレたちを紹介する役をやることになった。しょうがないので買ってきた風船を胸に仕込み、巨乳キャラでいくことにした。

昼休みが終わりコンテストが始まった。海洋系の出番は一番初めだった。巨乳がカブったら嫌だし早く終わらせたかったのでそれは好都合だった。

3人の中でもオレが最初だった。オカマのママに「当店のNo.3、小池栄子と同じFカップ、和美でぇーす!」と紹介されたので真ん中に行ってマイクを持って、いつもの喋り方で、むしろなぜかこころもち低い声でボソボソと「えーと、和美です。今日は審査員の先生方にあたしの自慢の巨乳を確かめてもらいたいと思います。どうぞ触ってみてください」と言って正面の審査員席に歩いて行った。審査員は五、六人いたが大体が教授クラスのじいさんで、一人だけ女の審査員たった。巨乳をさしだして「どうぞ」と触らせたが殆どが苦笑いだった。中には「お、やわらかいねぇ〜」なんて言うやつもいた。観客にはやや受けだった。

自分の出番が終わると途端に気が抜けてしまった。当店のNo.2とNo.1はパンチラ(トランクスで)を見せたり裏声で自己紹介とかをしていたようだが反応は冷ややかで、これじゃあオレがNo.1だったなあなんてくだらないことを考えながらボーっと見ていた。

閉会式でコンテストの順位が発表されたが、我が海洋系は6組中6位だった。優勝は3人揃いの制服でプッチモニの曲を歌って踊った生命系のトリオだった。まあやる気と準備の差が出たな、と思ったがもうそんなことは心からどうでもよかった。とにかくやっと終わったと思った。その日の打ち上げの酒は不味かった。

後日、借りた制服を返す前にクリーニングに出しに行った。セーラー服を持っていくのはかなり気が引けたが自分では洗えないしそのまま返すわけにもいかない。クリーニング屋のおばさんに渡すとボタンがとれたりしてないかなどの破損具合を確認するためか、制服をチェックしだした。チェックし終えると「今野さん?」とオレに聞いてきた。反射的に「いえ、太田です」と答えたがその直後にしまったあああああああああああああああ!!と思った。制服には「今野」と刺繍がしてあったのだ。「はい、そうです」とでも言っておけば妹の制服をクリーニングに持ってきた優しい兄という設定も通用しただろうに。これでこのおばさんの中ではオレは制服プレイヤーあるいは制服コレクターもしくは女装癖男の烙印を押されたことであろう。女装は間違ってはいないのだが。そのクリーニング屋にはその後1年くらい行けなかった。

まあいろいろあったがもうそろそろ時効だと思うのでその時の写真も載せてしまえ。惚れるなよ!
オタ


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