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2004/08/21(土)
ザ・ハットリクンニリングス
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ハットリクソ、上映中でござるよニンニン!! ハットリ君がハリウッドで上映されたら、及川奈央は全米デビューできる!!新庄はメジャーいける! 試写会の様子をテレビでやってたけど、一部の暴徒化した香取慎吾ファンがほっぺに赤グルグル書いてニンニンとか言ってる。もう衝撃的。「映像が斬新でぇーー」とか「音楽がスタイリッシュでぇーー」「笑いがあり涙がありぃーー」とか、きみたちの言葉はウッチーの心無いコメント以上に俺の心を動かすことは無いだろう。
トンペイの映画部にいた後輩がきてたんだけど、そいつとある日誰も知らないを見に行きまして。土曜日だったんだが、11時からのチケットを買いに10時前に行ったら超長蛇の列。烈ってかんじの。結局二時半以降のチケットしか取れず、おれはあきらめました。っつーか、そこの老夫婦とかお姉さま二人組みとか、ぜえええったいにたのしくないっすよ?て思った。是枝監督のやつって、台詞少なめだったり、一見無駄そうな日常生活ーみたいなシーンが結構あったりそういう感じのが見れる人じゃないとつまんないんじゃねーの(あくまで俺主観)?いや別にストーリーがわかんないてことは無いんだろうけど、賞取ったからってそこまでみんな見に来るもんでもないだろ。しかもくっらーいはなしでしょ?だから携帯にニモつけたそこのギャルに、サンダーバード見なさいといってやりたいよ僕は。
おれは映画は結構好きです。全然詳しくは無いけど。なんかさー、映画を見に行って、後から話したときに話しが食い違うことってあるじゃにですか。それはそれでうっとうしいんだけど、それはいいとします。若干間違ってたりすることはたまにあるしね。でも、それを「人それぞれいろいろな捕らえ方がある」とかいっちゃうやつおれは嫌いです。いろんな感想をそれぞれ持つのは当然だけど、少なくとも作り手の意図は一個でっしょー(作り手の意図せざる部分が評価されたりする場合もあるらしいけどさ。)。あらすじ勘違いしといて人それぞれとかぬかすなと。あーでも言ってて気づいちゃったけど2001年宇宙の旅は、俺ギネスに意味わかんなかった。最後のほうとかさっぱり。時計仕掛けのオレンヂはおもしれーのに。 芸術と娯楽のハザマにある映画の抱えるジレンマなのかしら。とおれは逃げる。ジレンマ。ジンマシン。マジシンデ。デンシレンジデチン。 結局俺は自分の器の中で自分より小さい(と思える)ものを批判することでしか、自己を定義づけできないのです。かしこ。
まあいいや。あと、そいつが帰る前の晩に「お互い一人じゃ絶対に見ないだろうから、せっかくだし東京の思い出に糞映画(ニンニン)を見よう」ときめました。んで、次の日九時におきなきゃ見れなかったんだけど、二人とも起きたのは12時半。ちなみに上映初日だったらしく、多分いけても見れなかったぽいし、ちょうどよかったわー
あとこれ映画批評のサイト。読みやすいし面白いから興味ある人はどうぞ。 http://movie.maeda-y.com/
44丸
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