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2007/04/02(月)
携帯電話
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携帯電話というものは人間を駄目にするかもしれないとつくづく思う。 この間、小学校を卒業したばかりの子供達を連れて旅行に行ったが、携帯電話でメール書いたり、ゲームをしたり・・・・ 旅行なのに景色も見ない。 何も観察しない。 とにかく携帯電話と睨めっこ。 これには呆れるばかりである。 「学校の成績はいいんだから文句ないじゃん!」というのが彼らの言い分。 他人の子だから殴るわけにはいかんしねぇ〜 迷子になっても携帯電話があるから・・・という安心感か周りの状況も確認しない。 困ったものだ。 どうして携帯電話にこんなに余計な機能を付けちゃうのかねぇ〜 電話じゃなくて玩具ですよ。これは・・・ これは子どもに限ったことではない。 大人ですら電車の中で必死に携帯電話でゲームをしている。 そんな暇があるなら文庫本でも読めよ! 恥ずかしくないのかねぇ〜 今度は、携帯電話でテレビも見られるようになるんだとか。 馬鹿じゃないか? 誰だ!こんなもの考えたのは・・・ 「災害時に有効です」なんてたわごとを言っているようだが・・・ 災害時に携帯電話の回線がパンクするのは既に実証済み。 この間の石川での地震災害では2時間たってもテレビでは「調査中」の報道しか流れない。 震度がどうだったということばかり繰り返し流しても仕方がないだろ? 被災者の安否も気になるが、それより道路はどうなっているのか、鉄道はどうなっているのか、交通機関の情報を移動途中の人は一番欲しているんじゃないか? そういう情報を即時に流せないテレビを見ても・・・何が災害に有効なんだか。 結局、家から離れてもテレビ漬けの生活。 メールに、ゲームにテレビか・・・人との会話も何もなくなる。 余計な機能の付いた携帯電話のおかげで、どんどん人間が駄目になっていくようにしか思えない。 本来ならば自浄機能が働いて多少まともなラインに引き戻されるのだが・・・ 今の日本には、その自浄機能がないからなぁ〜 行くところまで行って落ちるところまで落ちるんだろうなぁ〜
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