|
2004/07/01(木)
チラシの挟み込み
|
|
|
お芝居を観にいくと、必ず入場するときに そのお芝居のパンフレットにたっぷりと色んなチラシが入っていることがありますよね!
そのチラシを一枚一枚めくりながら、開演までのひとときを過ごす。 私は結構好きなんです。
あー、なんかお芝居みにきてるー!って気分も盛り上がるし わあ、こんな面白そうなやつもあるー!とか ひゃー、このチラシ、おしゃれーとか、ひとつづつ丁寧に見ていると、あっという間に開演。
そんな、色とりどりのチラシ。 家に帰ると結構捨てるのに勇気がいるのはきっとそのチラシが 役者や関係者、みんなの「観に来て欲しい!」という念がこもっているからかも。
今日はそんなチラシの束を作る現場をご紹介!
大抵、初日の前日に挟み込みをしたい劇団の皆様が指定された時間に集まって 長い机に持ってきたチラシの山をのせて、端から順番に流れ作業で 一枚とったら次の一枚を下に重ねるという具合で束を作っていくのです。
結構もくもくと皆さん頑張っています。
最近は余り見かけませんが、「挟み込みのプロ」のような 超スピードの速い方もいらっしゃってカラダをぴったりとくっつけて、急かす方もいますので、無駄口はたたけません。
チラシにも色んなカタチや紙質や厚さがあって、 一定のスピードを保ちながらめくっていくのは結構ムツカシイ。
挟み込み作業員としてこられる方は、劇団の制作の方や、 比較的大きな劇団さんは新人の方がいらっしゃっているようですが プロデュース形式を採ってらっしゃる劇団の方などは 主宰自らいらっしゃっていたりして、頭が下がります。
(ちなみにババロワ#はほとんど制作をお願いしている pinkish!の小林さんと、ちょろっとワタシがしています。小林さん、いつもありがとうございます!)
劇場の大きさや予定枚数によっても変わって来ますが 大体、短いときで40分、長いときで2時間くらい単純作業が 続きます。
お客様の動員数の多い劇団によっては2度に渡ることなんかもあるようです。
ババロワ#もそれくらいのお客さまに観ていただけるくらい 面白いものを作れるように頑張りますので、 是非是非次回、「かさぶた」お越し下さい!(宣伝)
ちなみに写真は6月24日に旭区にある芸術創造館にて行われた クロムモリブデンさんの挟み込みに参加したときの写真です。 いらっしゃっていた皆さん、及び創造館の方に許可を頂き 掲載させていただきました。ありがとうございました。
そしてオツカレサマでした!それぞれの劇団の初日の幕が上がるまで、多分何度か挟み込み現場でお会いすることになりますね。
一人でも多くのお客様に来ていただくため お互い頑張りましょう!
向田倫子でした。
|
|
|
|