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2005/04/19(火)
コンシボリガイ
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坊ノ津で潜り始めて15年近くなるが、昨年まで、このウミウシを1回も見る事ができなかった。年がかわったから出てきた訳ではないだろうが、元旦に初めて見つけてから、一昨日の日曜日までで、5回確認した。屋久島あたりでは、何年も前から普通に見られるらしいが、ウミウシの図鑑で確認すると、分布域は「太平洋及び西太平洋の熱帯域」となっている。ウミウシだけでなく魚も、今まで見たことのないタスキモンガラとか、シチセンチョウチョウウオなどの南方系の生物が確認されるようになった。シチセンチョウチョウウオは1回だけなのだが、最初、何かの間違いじゃないかと、御客さんの撮った写真と図鑑を見比べてみたが、どうみてもそれなのである。昨年の春位だったと思うが、この海中記にツバメウオが越冬するようになったというような事を書いたが、温暖化は私達が考えているより、かなり早いスピ―ドで地球を蝕んでいるのかもしれない。 話は変わるが、最近プリウスという車をよく見る。言わずと知れたトヨタのハイブリッドカーで、10モード燃費が30キロ以上という低燃費車である。実際のところは20キロから25キロの間らしいがどちらにしても燃費が良いのは間違いのないところだろう。ところがこの車、買う時は、同じグレードの車に比べてかなり高いし、何年かに1回は電気モーター用の電池をすべて換えなければならず、一説によると30万円以上かかると言う事で、その事は購入時にセ―ルスマンから必ず説明があるのだそうだ。つまり経済性だけでいえば、もとをとるのは難しく、購入者の殆どは「少しでも環境のためになれば」という気持ちで乗っているのだろう。ちなみにケチな私は、自宅から坊ノ津まで片道50キロを通勤するのにフィットに乗っていて、プリウスとすれ違う度に肩身が狭い。ヤンキ―スの松井が、うちの長女を嫁にもらってくれれば、ドーンとハリアーハイブリッドでも買ってもらうのだが・・。
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